静岡市立清水桜が丘高等学校

歴史を変える夏ベスト8へ。
誇りを胸に感謝でプレーを。

昨夏は初戦で浜松市立に0対1の悔しい惜敗、チャンスで一本が出なかった。新チームも守備からリズムを作り攻撃につなげる桜が丘野球を継承し、秋季大会を迎えた。初戦で強豪の静岡商業と対戦し、4対2で勝利。次戦で敗れるも、敗者復活戦で島田工業に3対1で勝ち切り県大会に駒を進めた。1回戦で富士高に1対4で敗れ、冬からは得点力アップのためにバットを振り込んできた。春は地区予選初戦で静岡市立に敗退したが、夏に向けてチーム状態は上向きだ。

エース山田は多種多様な変化球を交えた制球力を武器に打たせて取り、マウンド度胸がある。急成長を遂げた下手投げの志賀、速球とキレで勝負する岸本を加えた3投手で試合を作る。冬からマスクを被る川口を中心に、堅い守備は健在だ。内外野とも守備範囲が広く、守備から崩れることはない。1番三井が塁に出て足を絡め、3番川口、4番佐藤、5番小笠原が返すのが得点パターン。機動力を生かし、全員でつなぐ意識が高い。昨夏は出なかったチャンスでの一本が出れば、勝機は見えてくる。

チームが掲げる新しいテーマは、3年生を中心に選手たちが考えた「誇りを胸に感謝でプレーを」。応援してくれる周りの人たちや仲間がいるから野球ができる。感謝の気持ちを持って心を一つに戦おうと誓い合った。2018年の秋に県準優勝の実績を持つが、夏の最高はベスト16。目標はベスト8以上だ。「最後はチームの団結力。今までやってきた成果を発揮できるよう頑張ってほしい」と近藤監督。2013年の開校以来、歴史を変える夏に挑む。

部員/42名(3年12人・2年11人・1年16人・マネージャー3人)
創部年/2013年 監督/近藤 靖 


キャプテン
小笠原 蒼悟
外野手

支えてくれた人に恩返し。
最後の一球まで全力で。

中学時代に桜が丘野球の雰囲気に魅せられ、自分も地元で野球を頑張ろうと進学しました。技術の向上だけでなく、キャプテンを任されて人間的にも成長できたのは、先生や仲間、周りの人たちのお陰です。昨年の夏はチャンスで打てず、悔しい思いをしました。高校野球最後の夏は、これまで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れず、恩返しができるように、最後の一球まで全力でプレーします。

2023年度 清水桜が丘高校
2022年度 清水桜が丘高校
2021年度 清水桜が丘高校
2020年度 清水桜が丘高校
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