静岡県立静岡農業高等学校

春は創部初県大会へあと一歩。
勝つ喜びと負けた悔しさを夏に。

新チームを3年連続9人で迎えていた静岡農業だが、昨秋は13人でスタート。明るく元気な現2年生がチームを引っ張ってきた。秋は藤枝明誠に大敗したが、春季大会で藤枝西に7対6で4年半ぶりの公式戦勝利。激戦の末の勝利にチームは歓喜した。そして、創部107年で一度もない県大会進出をかけた敗者復活戦、歴史を変えようと静岡大成に挑んだチームは序盤の3点リードを守れず、3対4の逆転負け。創部初の偉業は叶わなかったが、選手たちは勝つ喜びと負ける悔しさを噛みしめる大会となった。

試合を作るのは大型右腕の2年生エース山本。183cm95kgの恵まれた体格から投げ下ろす重いストレートと制球力が武器だ。2番手以降には、齊藤と澤野の他、内野陣の3人を加えた5人が控える。守備は、夏に向けて高橋と久保田の三遊間が向上し、内外野共に安定してきた。攻撃では、打撃センスの高い1番萩原、パンチ力があり長打もある4番久野が鍵になる。

部員の少ない頃から徹底してきた「しっかり守ってのびのび打つ」静農野球が形になり、春季大会の経験は、「自分たちもやればできる」と自信になった。選手たちは、失点を少なくするための新しいプレーを学ぶなど、自ら工夫し努力を重ねている。夏は初戦敗退が続くが、勝つ気は満々だ。例年以上に活気のあるチームに梅原監督は、「選手たちの意欲は高い。まずは初戦突破だが、1回と言わず2回、3回でも」と期待を寄せる。期待したくなるチームに成長したのだ。1年生7人を加えたベンチ入りジャスト20人で夏に挑む。

部員/22名(3年6人・2年7人・1年7人・マネージャー2人)
創部年/1917年 監督/梅原 幸正 


キャプテン
久野 康太
捕手

チーム一丸、全力で
一勝をもぎとる!

部員が増え、2年生の元気が良く、活発で楽しいチームになりました。野球に関しては学年関係なく何でも言い合い、全員で向上できるのがこのチームのいいところ。気持ちで負けず最後まで戦い抜くチームに成長した今、まだ勝利経験のない夏に勝ちたい気持ちでいっぱいです。目標は初戦突破。最後の夏に悔いが残らないように、チーム一丸となって全力で戦い、何としても一勝をもぎとります。

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