「スポーツには怪我がつきもの」と捉えがちですが、実際に怪我をしにくい正しいカラダづくりを実践しているお子さんはどれだけいるでしょう。まずはストレッチの重要性を考えるところから、怪我に強いカラダづくりの一歩を始めましょう。
ONE STEP青木豊のカラダづくりの第一歩
No.1 大事な試合の前に
怪我を予防し、パフォーマンスも向上。脱力系動的ストレッチって何?
私が「カラダづくり」に真剣に向き合うようになったのは、野球をやっている息子(小学6年生)の怪我がきっかけでした。肘と膝、股関節を痛めた息子と一緒に病院に行ったり、リハビリに付き添ったりする内に、「なぜその治療をやるのか?」「なぜ子どもが怪我をしたのか?」という疑問がふつふつと沸き上がり、先生に逐一質問したのです。また、病院に行くと、息子と同じようにスポーツをやっている子どもたちの多くが怪我に苦しんでいることに気づきました。「これは絶対によくない。どうすれば怪我をしないようにできるのか」と考えた私がまず調べ始めたのが「ストレッチ」でした。
「ストレッチのやり方」「体の使い方」の学びを深めていくと、「関節の可動域」というワードがよく出てきます。関節可動域とは、関節が動く範囲のことで、可動域が広がると柔軟性が向上し、自然と姿勢バランスも良くなり、怪我の防止や疲労回復などにつながることを知りました。
スポーツ界でよく行われているのが、身体を動かして筋肉を刺激しながら関節の可動域を広げて柔軟性を高める「動的ストレッチ」です。そこで私が注目したのが、日本のプロスポーツ選手の多くが愛用する「動的ストレッチマシン」でした。一番のポイントは、マシンが動作をサポートしてくれるので、力を抜いて完全脱力することができ、それによる大きな可動域での反復動作で、柔軟性向上や動作機能改善、可動域拡大、パフォーマンス向上、怪我の予防・回復など、様々な期待効果をサポートしてくれます。
ジュニアアスリートの皆さんは成長途中ですから、無理な体の使い方をすれば、体が悲鳴を上げます。脱力して行う動的ストレッチは、生まれ持った機能を最大限に発揮する体をつくり、怪我の予防はもちろん、パフォーマンスの向上にもつながります。簡単に、楽に、気持ち良く行えるので、大事な試合の前に試してみて、その変化を体感してみるのもいいでしょう。無理なく、怪我なく、最高のパフォーマンスを。スポーツをする子の親であれば誰もが持つ願いですから。
<プロフィール>
青木 豊(あおき ゆたか)
小学3年で野球を始め、清水六中、東海大一高校(現:静岡翔洋高校)を経て、浜松大学(現:常葉大学浜松キャンパス)では準硬式野球部に所属し、全国大会出場。息子の怪我を機にストレッチを学び、動的ストレッチマシンと酸素ルーム専門店『ONE STEP』を開設。IBM認定パーソナルストレッチベーシックトレーナー。
動的ストレッチマシンと酸素ルーム専門店 『ONE STEP』
〒422-8009 静岡市駿河区弥生町1-1
おすすめの記事
-
Go For It ! 藤枝MYFC 杉田 真彦 選手インタビュー
-
Go For It ! 加納 誠也選手・山田 安斗夢選手インタビュー
-
Go For It ! 高橋航太郎選手インタビュー
-
夢を追え! 河村 水稀 氏 インタビュー
関連記事
PICKUP
-
「働くなら、青空のもとがいい。」一般社団法人 静岡県ゴルフ場協会つなぐジュニアアスリート静岡
-
10月20日(日)清水第二中学校にて行われた剣道新人戦。男子は静岡翔洋中、女子はオール長田が優勝!剣道ジュニアアスリート静岡
-
東京六大学を筆頭に12の大学チームが静岡に集結する『大学野球オータムフレッシュリーグin静岡』の開催が迫る。教育ジュニアアスリート静岡
-
同好会から始まり、創部2年目!バドミントンがつなぐ中高生の絆。バドミントンジュニアアスリート静岡
-
10月12日(土)諏訪グラウンドにて行われた、静岡地区 新人戦の最終日。常葉橘が4対0で葵ウエストに勝利し優勝を飾った。野球ジュニアアスリート静岡