「食文化の継承と地産地消の推進」をテーマとした静岡県が主催する静岡県の食文化シンポジウムが2022年2月19日(土)にオンラインで開催された。

中野ヤスコの「食事と栄養の基礎知識」番外編
オンラインシンポジウムで
静岡の食材を楽しむ。
「食文化の継承と地産地消の推進」をテーマとした静岡県が主催する静岡県の食文化シンポジウムが2022年2月19日(土)にオンラインで開催された。
シンポジウム当日は「静岡県の多彩で高品質な農林水産物を生かした料理を家庭でつくる」をコンセプトに、講師に中野ヤスコさんを招き、You Tube LIVEによって配信された。中野さんのテーマトークに始まり、静岡県食材の生産者さんのインタビュー映像、そして静岡県産食材を使った調理実演の様子など、盛り沢山の内容でオンラインライブ中継された。
テーマトークでは中野さんが「今日から活かせるスポーツ食育ノススメ」と題して、10代のジュニアアスリートたちの、成長期の発育に大切な、食生活のコツに関するセミナーを行った。カラダをつくる目的をはっきりさせることで、食べ方を知り、なりたい自分に近づけていくことができるという視点から、「背を伸ばすには?」「なぜ1日3食?」「お弁当箱でのバランスの取り方は?」「補食の大事さ」など、食育のポイントを、具体的な事例を交えながら、分かりやすく解説してくれた。
「成長期の子供をサポートする静岡県産の元気レシピを作ろう!」と題した調理実演では、事前にレシピ挑戦に申し込まれた80名の参加者に食材をお送りし、画面を通して一緒に調理するという試みが行われた。レシピはJリーガーにも大好評だった「サバとシイタケと小松菜の天津チャーハン」「かんたん味噌玉」「みかんスムージー」の3品。どれも県産食材を使った、子供達の成長をサポートするバランスのとれたレシピ。静岡県の農産物の特性の話を織り交ぜつつ、司会の片川乃里子さんとの楽しいやり取りで調理実演が行われた。
そして、このイベントを生で見られなかった人も安心、公式サイトではこのイベントの録画を視聴することができる。
当日の動画はこちら
1.サバとシイタケと小松菜の天津チャーハン(トマト添え)
2.かんたん味噌玉(鰹節、シイタケ、小松菜など)
3.みかんスムージー
<プロフィール>
中野 ヤスコ(なかの やすこ)
日本スポーツ協会公認スポーツ栄養士・管理栄養士・調理師
㈱食の学び舎くるみ代表取締役 「くるみキッチンプラス」オーナー
プロアスリートとの個人契約、藤枝東高サッカー部、藤枝東FC(小・中学生)、プロバスケットボールチーム「ベルテックス静岡」等。静岡市内だと、静岡学園卓球部、東海大静岡翔洋ラグビー部のサポートなど数多くの地元チームやジュニア選手への、食事提供や栄養指導も定期的に行っている。高1、高3男児の母。
公認スポーツ栄養士中野ヤスコ
くるみキッチン
アスレシピ
中野先生も執筆している「アスレシピ」には、筋力アップ、疲労回復などの目的別、スポーツ別や栄養素別のレシピが数多く掲載されている。その他、コラムやママ特派員の投稿には、Jrアスリート世代の食に関する悩みを解決するヒントもある。
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