静岡県立大学「ライフスポーツ集中講義」に市内の中高生が参加し、大学生と一緒にゴルフに挑戦した。

静岡県立大学「ライフスポーツ集中講義」
中高生と共に、ゴルフに挑戦!

静岡県立大学の夏期集中講義「ライフスポーツ」では、学内で経験できない競技にチャレンジできる。今年度はトランポリン・乗馬・ゴルフの3種目を、9月9日(水)〜12日(土)の4日間で実施。

取材に伺ったのは、9月12日(土)に千代ゴルフガーデンで行われたゴルフの授業。静岡県立大学の学生19名に加え、今年度は静岡北中学校・高等学校のゴルフ部の生徒が7名参加した。

簡単に基礎知識を勉強し、早速実践へ。大学生はクラブの握り方からスタート。「意外と重い!」「クラブが長くて難しい…」と苦戦する声もあったが、何度もスイングを重ねるうちに快音が聞こえるように。「楽しくなってきた」「コツがわかってきたかも」と楽しそうな笑顔が見えた。

ゴルフ部の中高生はレッスンプロによる本格的なアドバイスを受けた。わずかな癖を修正するだけで一気に飛距離が伸びる様子に、大学生からも「わー!かっこいい」と明るい反応があがった。

国際関係学部で静岡北ゴルフ部OGの竹下さんは「まさか母校の後輩と授業を受けるとは思わず驚きました」と笑いながら、「大学の友達間でもこれを機にゴルフ仲間ができたら嬉しい」と声を弾ませた。

講義の最後に「楽しかった人?」と問われると非常にたくさんの手が上がり、講師陣も「みんなが楽しそうに取り組んでくれて嬉しかった」とコメント。

千代ゴルフガーデンの代表取締役、千代和年さんは「ゴルフは年齢、性別、体力差関係なく全員で楽しめるスポーツです。ご両親やおじいちゃんおばあちゃんと一緒に楽しむこともできます。これを機に、また練習に来てくれたら嬉しいです」と学生に話した。

講義の後には、中高大の垣根を越えた座談会で交流。中高生からのざっくばらんな質問に、大学生が答えた。内藤さん(中学生)は「緊張したけど、フレンドリーで話しやすかった。親近感が湧きました」、渡井部長(高校生)は「大学はすごく遠くてかけ離れたイメージを持っていました。話を聞いて、中高より自由度は高いけれど、中高の延長線なんだと感じました」と感想を語った。

薬学部で健康運動心理学を研究する窪田辰政准教授は、「講義での経験が、生涯スポーツの幅を広げるきっかけになれば。薬学部の学生も受講していますが、服薬指導だけが薬剤師の仕事ではありません。体を動かすことの恩恵を理解して、“予防”にも重きを置いた指導ができる薬剤師になってほしい」と語る。

「トランポリンも乗馬もゴルフも全部楽しかった。自分がこんな風に動けるとは思わなくて、新しい発見ができた」とスポーツの楽しさを改めて体感した学生たち。この経験が彼らの将来にポジティブな影響を与えることだろう。

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