静岡県No.1のプライドを持って「全国で勝つ」チームに向け再始動!

静岡市立清水桜が丘高等学校 男子ハンドボール部
今夏、清水桜が丘高校として2年振り7度目、清水商業時代からは40回目の静岡県優勝でインターハイ出場を果たした男子ハンドボール部。より高みを目指す新チームが、決して簡単ではない連覇に向けて動き出した。過去のチーム紹介はこちら
全国強豪との差を埋めるため、まずは凡事徹底からチーム作り。
今年4月からチームを指揮する軒田監督は、清水東高の男子、静岡農業高の女子を全国に導いた名将だ。桜が丘では全国常連の県外強豪校との練習試合を積極的に組み、3年生を中心に力をつけ県の頂点を奪還したが、東海、全国共に初戦敗退に終わった。「大事な試合で勝敗を分けるのは、基礎力と徹底力の差」と軒田監督。「全国で勝つためには、誰もができる当たり前のことを誰にも真似できないレベルまで高める必要がある」という考えから、新チームでは挨拶や学校生活の見直しなど、まずは基本的な普段の生活から「凡事徹底」を促進している。
10年連続で全国に行く力を!1年生エースがチームを牽引。
部員は2年生7名、1年生15名(内マネージャー2名)。1年生には、軒田監督率いる中学生チームで昨春全国出場した清水東HCから4人が入った。中でも中心となるのは、旧チームからスタメン出場し、チームの得点王だった軒田翔太選手。軒田監督の長男でハンドボールIQが高く、仲間を活かし自ら得点も決める力を持つ。チームは10年連続全国出場と、まずは全国ベスト8を目標に、堅守速攻を磨く。現年代は経験者の多い御殿場高校が一歩リードしているが、県ナンバー1は絶対に譲らない覚悟だ。

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