静岡大成高等学校

経験豊富な3年生を中心に、
甲子園に向け初戦突破から。

昨夏を経験した選手を多く揃えて挑んだ秋季大会予選は初戦敗退。この悔しい思いが選手たちに火をつけた。市街地の学校の狭いグラウンドで守備と打撃を鍛え直し、春は敗者復活戦の接戦をものにし県大会進出。初戦で浜松城北工業に敗れはしたが接戦だった。

レギュラーは実戦経験豊富な3年生が中心。投手は、1年夏からマウンド経験のある山﨑(3年)、テンポと制球力がいい青嶋のWエースを柱に、キャッチャー奥山、ショート柳の登板もある。柳と中川の二遊間は安定しており、投手を中心にしっかりと守る力をつけてきた。攻撃では1~5番の上位打線が鍵になる。1番遠藤、2番小林は走る力があり、3番松永、4番和田、5番奥山は長打力を備え、5人全員が力強い打球を打てる力を持つ。打線がつながれば大量得点も期待できる。

チームは、主将の遠藤が仲間の意見を大事にしながら、自分たちがやりたい野球に向かってまとまり、選手たちは自覚と責任を持って練習に取り組んできた。選手主体の考える野球が浸透し、一人ひとりが伸び伸びと全力でプレーする大成の野球に魅せられ、春には1年生17人が仲間入り。選手たちは甲子園で勝つチームを目指し、学年関係なく何でも言い合い、自分たちの課題を解決してきた。これまでの最高成績はベスト32だが、「自分たちの力を発揮できれば勝ち進む力はある。一番上まで行ってほしい」と横山監督。後に続く後輩たちのためにも、まずは初戦突破から。一つ一つ勝ち進むことで得られるものは大きい。先輩の腕の見せ所だ。

部員/40名(3年10人・2年10人・1年17人・マネージャー3人)
創部年/2004年 監督/横山 力 


キャプテン
遠藤 英澄
外野手

考えて、攻めて、走って。
大成の歴史を変える夏に。

一人ひとりが声を出し全力で戦う大成の野球が大好きです。監督やコーチと相談しながら、自分たちのやりたい野球を追求してきました。期待されて挑んだ秋の敗戦からチームは更にまとまってきています。目標は甲子園一勝。どう攻めるかを自分たちも考え、自分の持ち味である走塁で相手をかき回し、大成の歴史を変える夏にしたいです。まずは初戦突破で勢いをつけ、甲子園まで突っ走ります。

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