静岡県立駿河総合高等学校

秋ベスト8 春ベスト16。
長所伸展、個を磨き挑む夏。

昨夏は初戦で袋井高に逆転サヨナラ3ランを浴び、悔しい幕切れだった。今年こそ甲子園と燃える選手たちは、秋季地区予選を3戦連続2桁得点、県の1、2回戦を2対1で競り勝ちベスト8に進んだ。準々決勝は日大三島に1対5で敗れたが、地力のあるチームだ。春は敗者復活の静清高戦を延長で制し県大会へ。3回戦で静岡商業に3対4と惜敗したが、ベスト16でシード権を獲得した。

今年も指揮を執るのは望月監督だ。選手の長所を生かし、個を伸ばす指導はプロ野球選手も複数人輩出し、今春には育成功労賞を受賞。選手たちは1年生の時から自主練の時間を多くとり、個を磨いてきた。昨夏も経験したエース出井は粘り強く完投する力があり、望月、山梨、一ノ瀨を加えた4投手で夏を戦う。守備は、キャッチャー磯部、ショート栁原、外野の嶋村、浅田を中心に安定。攻撃は、1番嶋村が塁に出ると流れが出る。3番山本、4番田中、5番出井には走者を返す力があり、足と小技もある9番磯部が上位に回せば更に得点力が上がる怖い打線だ。選手たちはバット基準が変わる中、低く強い打球を目指し、振り込んできた。上に行くには強豪校の好投手を打ち崩せるかが鍵になる。夏に向けて県外の好投手と対戦し、戦う準備はできている。

「夏本番では力以上のことを出そうとせず、1つのアウト、1点を確実に」と望月監督。経験豊富な名将は、普段通りのプレーを夏に出す難しさを知っている。選手たちに掛ける言葉「心は熱く、頭は冷静に。お前たちのゲームだ。思い切りやってこい」は常に変わらない。

部員/45名(3年13人・2年15人・1年11人・マネージャー6人)
創部年/2013年 監督/望月 俊治 


キャプテン
栁原 武侍
内野手

ノーエラー、打率5割。
勝利に導くプレーを。

選手はみんな元気が良く、試合でも緊張せず、今年は特に接戦に強いチームです。春の県2回戦は沼津東に延長で勝ち切りました。小学3年生から野球を始め、ずっと夢に見てきた甲子園。高校では1年生から自慢の守備に磨きをかけ、守備には絶対の自信があります。高校野球最後の夏の目標は、ノーエラー、打率5割。チームの勝利に貢献するプレーで念願の甲子園出場を勝ち取ります。

2023年度 駿河総合高校
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