ベルテックス静岡U-15出身、中3コンビが2月にB2デビュー。目指すはプロ、そして世界。
ベルテックス静岡U-15 出身
水上 陽向(みずかみ ひなた) 選手 #52
山田 響(やまだ ひびき) 選手 #13
2024年2月25日(日)、静岡市中央体育館で行われた愛媛オレンジバイキングス戦にて、ベルテックス静岡にユース育成特別枠選手登録されている当時中学3年生の2人がB2デビューを果たした。水上陽向選手と山田響選手だ。誕生日が約5か月遅い山田選手がB2最年少出場記録15歳4ヶ月17日を達成した。出場時間は試合最後の14秒だが、プロの公式戦のコートである。ベンチで見ているのとは迫力が全く違った。「コートに立ったら頭が真っ白で何もできなかった。誰でも経験出来ることではないので、この刺激を今後につなげたい」と山田選手。緊張で足が震えたという水上選手は「大人になってもバスケットを続けたい。やっとスタートラインに立てた」と前を向く。この瞬間、この貴重な体験が、2人のバスケ人生を大きく変えるかもしれない。
将来はプロを目指す2人。日本を代表する選手になりたい。
2人ともバスケを始めたのは小学1年生。水上選手は中学1年から3年間、ベルテックスU-15で力をつけた。「コーチ陣の指導が良く、他県へ遠征など学ぶことが多かった」と振り返る。180cm62kgのシューティングガードで泥臭いディフェンスを武器に、ハッスルプレーでチームに勢いをつける選手だ。静岡学園に進学し、「高校、大学で頭を使ったハイレベルなバスケを経験し、プロに行きたい」と将来を見据える。山田選手は静岡大成中学バスケ部から、「中体連でいい結果が残せず悔しくて、ここなら高校までに技術を高められる」と3年生の夏に入団した。令和5年度U-15県協会優秀選手にも選出された、高い身体能力を持つ170cm61kgのポイントガード。バスケの強豪、山梨の日本航空高校に進学し、「高校では中学で叶わなかった全国大会に出場し優勝したい。プロを目指しながらアメリカにも挑戦し、持ち前のスピードを生かしてチームを勝利に導く選手になりたい」と高い志を持つ。水上選手がいい守備から攻撃につなげ、山田選手がキレッキレのドライブから得点する。将来、日の丸を背負った静岡出身の2人が活躍する姿を見てみたい。
おすすめの記事
関連記事
-
11月6日(土)、新チーム初の公式戦となる市民大会の準決勝、決勝が行われ、 予選から決勝トーナメントを勝ち上がった男女各4チームが会場を分かれて熱戦を繰り広げた。
-
昨年12月、ミニバスチームではない、幼少期からバスケットボールに親しみ、その楽しさ、素晴らしさを 体感、経験できる場「Playful Basketball Academy」が誕生した。そこに込めた思いとは。
-
2021年12月26、27、28日の3日間にわたり、草薙このはなアリーナをメイン会場、 静岡市中央体育館をサブ会場として 「2021 bjカップ U14 Presented by 総合教育・生涯学習機関ECC」(通称「ECCカップ U14」)が開催された。
-
【中体連2023】女子バスケ準決勝 常葉大常葉 vs 静岡東