【中体連2025】軟式野球は6月28日(土)に最終日を迎えた。決勝は常葉橘中vs大里中島。

常葉橘中が年間4冠達成、中体連の頂点に!

①大会序盤の様子はこちら

決勝は常葉橘対大里中島。
公立中学も大健闘!

ベスト4に勝ち上がったのは、シード校の常葉橘中と大里中島、ノーシードからの快進撃を見せた高松中と、清水六中・飯田中・庵原中・袖師中による合同チーム。決勝は、これまでの3試合で計20得点を挙げた大里中島の強力打線が、橘のエース左腕・野村君をどう攻略するかに注目が集まった。

試合序盤、常葉橘のエース左腕・野村君はストライク先行のテンポ良い投球。打たせて取り試合のリズムを掌握。攻撃にもその好リズムが反映される。3回、先頭の山下君がツーベースで出塁すると、送りバントで1死三塁の好機をつくる。ここで3番・落合君がきっちりエンドランを決め、橘が先制点を挙げた。

一方、大里中島は好機での送りバントが決まらず、3回・4回の得点チャンスを逃す。その後も橘は追加点を奪い3対1。球数を考慮して山下君が途中登板する場面もあったが、最後は再びエース・野村君がマウンドに戻り、試合を締めくくった。

この中体連優勝で、常葉橘は年間4冠を達成。出場した全大会で優勝という偉業を成し遂げた。田辺監督は「昨年から出場していた生徒が多く、経験が生きた。生徒たちは“東海大会の決勝まで行きたい”という目標を掲げている。まずは県大会をしっかり勝ち上がりたい」と、さらなる高みを見据える。

静岡市の中学野球は、全軟全国大会出場の静岡翔洋中をはじめ、県大会上位常連の常葉橘中など、私学の強豪がひしめく激戦区。その中で、公立中学としてベスト4入りした大里中島、高松、そして清水六中・飯田中・庵原中・袖師中による合同チームの健闘は称賛に値する。この夏、情熱を注いだ全ての中学球児に、心からの拍手を送りたい。

●大会結果
決勝
常葉橘 3-1 大里中島

3位決定戦
清水六・飯田・庵原・袖師 3-1 高松

5位決定戦
葵ウエスト 1-1 安東(特ル9回1×-0)

 



《 pick up gallery 》

6月28日(土)
決勝
常葉橘 vs 大里中島

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3位決定戦
高松 vs 清水六・飯田・庵原・袖師

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