【夢追人】2年連続全国大会2位。3人で目指す 全中団体優勝。

静岡市立末広中学校 男子体操部
末広中学に、全中(全国中学校体操競技選手権大会)で2年連続団体準優勝の3人組がいる。3年生の杉山諒将君、堀田大翔君、加藤悠太君だ。3人共、3歳の時から体操を始め、現在は葵区西千代田町の体操クラブ「水鳥体操館」に通う。普段はクラブの所属選手として活動し、年に一度、全中の時は末広中学体操部として全国の舞台に立つのだ。競技種目は、床、あん馬、跳馬、鉄棒の4種目、団体戦は4人制で上位3人の合計点で競う。1年生から3人で出場し、大きなミスができない中、2年連続全国2位というから驚く。体操技術はもちろん、本番でプレッシャーに負けない強さがある。
恐くても、痛くても、辛くても
技を決めた時の喜びがあるから
目標は「全中団体優勝」と三人が口を揃える。「団体戦は緊張しない」という杉山君は、昨年個人総合で県1位のオールラウンダー、一つ一つの動きを丁寧に綺麗な演技を目指す。「全中は緊張するけど、盛り上がるから楽しい」という加藤君は、足が強く床が得意で、跳馬の技「かさまつ」の完成度を磨く。体が柔らかく、あん馬が得意な堀田君は、跳馬で「ユルチェンコ1回ひねり」を決めてチーム全体の得点アップへの貢献を目標にしている。3人それぞれだが、全中優勝にかける思いはみんな同じだ。
水鳥体操館の増田先生は、「体操は一週間休めば戻すのに1か月かかる。怪我や痛みと戦いながら本番までにどう仕上げるかが鍵。しっかりと練習を積めれば優勝の可能性はあります」と、自分達の体操を磨くことに気持ちを集中する重要性を説く。体操は自分との闘いだ。恐怖を乗り越えてしっかり演技できた時の達成感、つらくても頑張って試合でいい成績を残した時の満足感が彼らを支えている。そして同じ思いを持った仲間がいる。週6日、1日4時間の練習は嘘をつかない。悔いを残さぬよう、中学生最後の全国舞台を思いっきり楽しんで欲しい。
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