第42回静岡県協会長杯争奪選手権大会〜男子

第42回 静岡県協会長杯争奪選手権大会 U-15カテゴリー中部地区予選

5月8日(土)、男子は南部体育館、女子は長田体育館にて、男女各ベスト4による順位決定戦が行われた。男女全て静岡市勢の8チームが中体連を見据えた真剣勝負を繰り広げた。

城南が大成との両雄対決制す。攻撃力に勝る庵原が3位に。

 男子は、決勝常連の城南と大成に加え、成長著しい翔洋、公立中唯一の庵原が4強に残った。準決勝の城南対庵原は、第1Qからスタートダッシュを見せた城南が堅守速攻で次々に点を重ね、30-11と大きくリード。その後も、決定力に欠ける庵原に対し確実にシュートを決めた城南が94-61で勝利した。大成対翔洋は序盤互角の戦い。12-14翔洋2点リードで第2Qに入るも、大成の攻撃がかみ合い出すと流れは大成へ。翔洋は激しさを増す大成の堅いディフェンスを崩せず、地力で圧倒した大成が86-51で翔洋を下した。

男子決勝
|79|城南静岡 vs 静岡大成|69|

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男子3位決定戦
|64|庵原 vs 東海大翔洋|62|

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男子準決勝

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 いつもの顔ぶれとなった決勝は、城南のスピード感溢れる攻撃が序盤から火を噴き、37-28で前半終了。後半に入り、点の取り合いになると、城南6番高松君がスチールから立て続けに得点し、城南が波に乗る。エース海野君のスピードと決定力、塩坂くんの高さも噛みあい、一時は20点差までリードを広げた。しかし、このまま終わらないのが大成の強さ。試合終了残り2分でディフェンスのギアを更に上げ、城南に得点を与えず、残り1分で8点差まで詰める。それでも、前の大会で最後に逆転された城南は、集中を切らさず79-69で優勝を決めた。海野主将は「チーム全員で声掛けして流れを掴むことができた。この勢いを中体連につなげたい」と熱く語った。

 3位決定戦は、庵原が翔洋に90-65で勝利。川島主将を中心とした庵原の攻撃力には目を見張るものがあった。この4強に食い込むチームが夏までに現れるとまた面白くなる。

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