【夢追人】「全中」個人メドレー全国3位。「嫌」から「好き」、そして「目標」。

スポーツクラブセイシン千代田
大塚 華蓮さん(静岡豊田中)

セイシン千代田所属、静岡豊田中3年の大塚華蓮さんが、8月の全中(全国中学校体育大会)競泳、個人メドレー200m、400mの二種目で全国3位の快挙を達成した。三人姉妹の末っ子で、水泳を始めたのは4歳の頃。「最初は水に顔をつけるのも嫌。初めてプールに入った時は泣いて帰ったのを今でも覚えています」。それでも姉と一緒に水泳を続けるうちに、気づいたら泳ぐことが好きになっていた。バタフライが得意で「4種目できたらカッコいい」というお母さんの勧めで個人メドレーを始めたが、「小学生の200m個人メドレーは本当に大変で、大会に出るのも嫌だった」という大塚さん。それでも中学に入って400mを泳ぐようになると200mが短く感じ、得意と苦手で順位が入れ替わる個人メドレーの嫌いだった部分も、最近はそれが面白くなってきたという。

「もう負けるのは嫌」執念のラストスパート。

小学6年の時にバタフライで全国8位に入った頃から全国を意識するようになり、完全にスイッチが入ったのは「憧れの選手と一緒に表彰台に上がりたい」という明確な目標を持った時からだ。全中1位の澤野莉子さんは雲の上の存在。でも去年の大会(JO)は後一歩の4位だった。そして今大会の400m決勝。予選で周りに圧倒され弱気になったが、最後の50m、去年の光景が頭に浮かんだ。「ここで負けたら去年と同じ。それは絶対に嫌」と5番手から逆転。全国大会初の表彰台を掴んだ。その勢いのまま、200mは自己新記録で澤野さんと同じ表彰台へ、初めて言葉を交わした。選手担当の村松コーチは「とにかく負けん気が強いので、今後の可能性は無限大」と泳ぎの才能だけでなく、アスリートの資質を高く評価する。

初づくしで目標達成したが、既に次なる目標を見据えている。将来の夢の問いには「先のことを考えると無理と思うから、まずは目の前の目標から」。笑顔で堂々と取材に応じる姿に大物の予感を覚えた。

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