ラグビーワールドカップ観戦レポート

2019年10月4日(金)、小笠山総合運動公園エコパスタジアムにおいて、ラグビーワールドカップ日本大会の予選リーグ、プールB『南アフリカ対イタリア』の試合を観戦してきました。でっかいラグビーボールでおなじみ、エコパスタジアムのある愛野駅前には、出てすぐのところにおもてなしエリアができており、地元の物産ブースも数多く出店して盛り上がっていました。「試合開始までとにかくビール飲みまくるぞ」みたいな人々で溢れかえってて、もう観客たちはこの段階で何国人とか、どこファンとか関係なく、キックオフの前にノーサイドしちゃってます。

実はわたくし編集部で唯一のラグビー部出身。野球、サッカーは毎号ネタに事欠かないのですが、ラグビーとなるとなかなかジュニアアスリートで取り上げるのは難しく、特に静岡は非常に厳しいなあ。。。なんて思ってました。ですが、このワールドカップのおかげで最新号ではラグビー特集ができたし、静岡のジュニアラグビーに関してもたくさん取り上げることができ、ようやくラグビーに恩返しと嬉しい限りです。その上、ジャパンの大活躍もあって、静岡でもいよいよ来たか!?来るか!?来たの?とドキがムネムネしておりますす!

この凄まじい熱気と勢いの中、もう会場までの道中もご来場の皆様はノーサイド状態。ここはどこ?しぞーか?あふりか?いたりや?てな状況で、オーディエンスも出演者の一人、いいから俺を撮れ!みたいな人だらけ。なので勝手に写真載せさせていただきました。「会社サボって来たので出してもらっちゃ困る」という南アフリカの方はご一報ください。

それにしても、会場の盛り上がりやライブ感はものすごかったです。これが世界イベントなんだなあ、と。日本が出ているとか出てないとか関係なく、みんなでこの大会を、この試合を楽しもうという姿勢が会場中からビンビン伝わって来ました。テレビで見てた太鼓の演出は生でも素晴らしいものがありました。これで静岡にもラグビーやってみたいという人が増えるといいですね。「タックル」とか「ごっつい」とか危険で荒っぽいイメージが先行してるけど、実際にやってみるとハタから見てるほど危ないもんじゃないです。もちろんぶつかり合うスポーツなので、しっかりとトレーニングして鍛えて、スキルも身につけないと危険なのは確か。だからこそ小さな頃からラグビーをやるのはとても良いと思います。体も頭も柔軟なうちにノーコンタクトのタグラグビーやタッチラグビーをやって「ラグビー流身体術」や「コミュニケーション」を学ぶことは、将来どんなスポーツに進んでも間違いなく役に立つと思います。ジュニアアスリートの最新号には、そのあたりのジュニアラグビーの情報が満載ですので、ぜひお手にとってご覧ください。

そして、この日もスタンドには静岡の子供達が大挙して観戦に訪れていました。若い頃にこういう一流の試合が観られるというのは本当に良いことです。試合の方はけが人や退場者も出てしまい大味なものになってしまいましたが、それぞれ国を背負っているもの同士の真剣勝負は素晴らしく、点差なんか関係ない濃密な80分を堪能いたしました。

まだジャパンの動向も決まってないし、それこそこれから決勝トーナメントが残っています。当分はラグビーでご飯三杯はいける感じなので楽しみたいと思います。

ジュニアアスリート静岡 最新号、好評無料配布中!

おすすめの記事

関連記事