東海大学付属静岡翔洋高等学校・中等部 野球部

選手一人一人に可能性がある。チーム全員で打ち勝つ野球を。

昨年行われた新人戦県大会で優勝、これまでも全国大会の常連校である翔洋中野球部。
中学野球指導歴25年、高校野球も知る弓桁監督に、今のチームについて話を聞いた。

カラダと技術を磨き、
軟式でもスタンドイン。

3年生19名、2年生16名、チームが目指すのは、高校、その先につながる「打ち勝つ野球」だ。「軟式には、手先が器用になりバットコントロールが上手くなる利点がある。それが硬式になった時に活きてくる」らしい。それに加え、今年から硬式ボールに近いM球に変わり、捉えれば飛ぶようになる。
昨年からボールに回転を加える硬式の打ち方に変えたという弓桁監督は、今のチームを「野球がしたくて集まってきている志の高い子たちですから、カラダと技術を磨けば打てます。今年は例年以上に体の大きい選手が多く、クリーンアップはスタンドに入れる力がありますよ」と語る。
確かに、体力強化に励む選手たちのお尻と腿は、とても中学生とは思えない程の張り具合だった。今年は、今までの中学野球とは違う景色を見ることにかもしれない。

常に目標を持ちトライする。
自分で考え、見つける力を。

弓桁監督が、高校野球を5年経験する中で学んだのは「自分で考え、見つける力」だ。「高校生は、遠くに飛ばす方法、スピードボールの投げ方を自分なりに考えて見つけていく」中学野球に戻ってからは、選手自身の考える力を大事にしている。以前から取り入れているメンタルトレーニングでも、自ら目標設定し努力を重ねるプロセスを重視する。「うちのエースは130キロ投げますが、135キロは行くでしょう。野球も勉強と同じ、やればできるようになります」
翔洋中では、栄養についても学び、ジャンクフードのリスクも自分で考えるよう配慮する。好きな野球で、中学生なりの最高の知識と技術を身につけるために。

レベルの高い野球を目指し、
ベンチメンバー全員で勝つ。

一人一人が伸びることを大事にするために、練習試合ではレギュラー以外のメンバーを起用することが多い翔洋中。「控え選手には、レギュラー選手以上にチャンスを与えないと絶対に追いつけません。レギュラー選手は少ないチャンスをものにしようと自ずと集中力が高まります」意識の高い選手同士のレギュラー争いはチームを活性化さ
せ、個々の力をさらに伸ばす。全員が、変化球を狙って打つ、レベルの高い野球を目指している。「選手全員が戦力。ベンチ入りしたメンバー全員が出場して勝つのが理想です」と弓桁監督。目先の勝利よりも、個々の可能性を重視するチーム方針がある。

選手の気持ちはひとつ。
「横スタで日本一になる」

チーム目標の問いに「横浜スタジアムで日本一になることです」と力強く答えた武藤キャプテン。毎年8月に開催される全日本少年軟式野球の全国大会だ。最初はバラバラで大変だったが、今は全国制覇に向けて選手が一つになっているという。チーム方針を理解している選手たちは、ポジション争いの真最中、自ずと練習にも力が入る。コーチの「こっからだぞー」の声に、力を絞り出している姿は眩しかった。全員が、自ら課した確かな目標に向かっている目をしていた。
最高の知識と技術を身につけ、全員で打ち勝つ野球。自分の可能性を信じ、考え、努力する、そのプロセスの先にあるのが全国制覇だ。静岡のチームが頂点に立つ姿を見てみたい。

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