3月23日(日)全日本少年軟式野球 静岡地区予選の決勝が行われ、常葉橘が優勝を果たした。

全日本少年軟式野球 静岡地区予選
令和7年3月23日(日)、諏訪グラウンドにて全軟の静岡地区決勝戦が行われた。
10月の新人戦決勝と同じ、常葉橘と葵ウエストの戦い。両チームとも投手を中心に堅い守りを見せ、1点を争う好ゲームとなった。
先制は常葉橘。初回、落合君・郡司君の連打で早々に先制点を上げる。葵ウエストのエース杉原君は初回失点したものの、その後は打たせて取る見事な投球で追加点を与えない。粘りの投球で、5回1失点で2番手 髙久君に継投する。常葉橘のエース野村君は、この日も気合の入った投球。左腕から繰り出す直球を中心に、時折見せる変化球も効果的。5回までパーフェクトピッチで、このまま完封勝ちかと思う展開。
5回2死2・3塁のピンチを切り抜けた葵ウエスト。6回から反撃開始。1番天野君が3塁打で出塁すると、一層盛り上がるベンチ。県大会で勝ち進んだ試合勘、盛り上がりどころが全員分かっている。続く2番河村君がファウルで粘りながら、難しい球でもきっちりエンドランを決め、1対1の同点に。
1点に執着した好ゲーム。最終回の攻防で勝負を制したのは常葉橘。相手エラーや四球で満塁と攻め立て、打順はこの日先制打の4番・郡司君。気負わずきっちり転がし、内野手を抜けるセンター前タイムリーヒットで2人生還。葵ウエストの攻撃を、最後まで球威の落ちない野村君が3人で締め、雄叫びをあげる。
3対1で、常葉橘は新人戦に続き2冠達成。両チームともに1点の重みを理解し、エンドラン・ゴロゴーを確実に1発で決める。気合と戦術が飛び交う良い決勝戦だった。
中学3年生は、ライオンズ杯・中体連と残り2大会。最後に笑うのは、きちんと目標を持って真面目に取り組んだチームだと思う。頑張れ、中学球児!
●大会結果
優 勝 常葉橘中
準優勝 葵ウエスト
《 pick up gallery 》
決勝
常葉橘 vs 葵ウエスト
表彰式
- 優勝:常葉橘中
- 準優勝:葵ウエスト
おすすめの記事
-
Go For It ! 望月 将悟選手インタビュー
-
第15回文部科学大臣杯 静岡シティクラブ ベスト8進出!
-
【7月号発行!】今年もいよいよ始まる夏の高校野球!2022年7月号は7月8日(金)より順次配布開始、ぜひご覧ください!(一部地域では配本が遅れる場合がございますがご了承ください)
-
Go For It ! 高橋航太郎選手インタビュー