2022年2月26日(土)に「第31回春の全国小学生ドッジボール選手権」出場を目指して、県内13チームがこのはなアリーナに集結し、静岡県代表を決める予選会が行われた。
DOKKY’Sが見事静岡代表に! 夏・春連覇の日本一を目指す!
全国大会を目指して静岡市からは3チームが参加。
静岡市からは、昨年の夏の全国大会で見事に初優勝、日本一となったドッキーズを筆頭に、ちゃっきり一番、城内キッズの3チームが参加、春の全国大会の出場権を賭けて、県内13チームが熱い戦いを繰り広げた。静岡県ではまん延防止等重点措置の発令中ということもあり、午後のみ開催という異例の措置の中、感染症対策をしっかり行なった上で、会場を広く使って行われた。
予選は3つのリーグに分かれて総当たり戦、その結果で決勝トーナメントの相手が決まる。準決勝・決勝以外はすべて1セット勝負なので強豪でも油断はできない。その中、やはりドッキーズは強かった。予選4試合で42得点、失点は一桁の6点という圧倒的な強さでAリーグを全勝1位通過。ちゃっきり一番と城内キッズは同じCリーグ、直接対決を8対6で勝ったちゃっきり一番が1位通過、城内キッズは2位で決勝トーナメントに臨むこととなった。
決勝トーナメント、ちゃっきり一番は今回3位入賞のハリケーンキッズ三島と一回戦で対戦、奮闘するも6対8で敗れ敗退。一方、城内キッズは一回戦を11対3と圧勝、二回戦では昨年春の優勝チームFUJIミラクルキッズと激突。この1年で力をつけた城内キッズが6対4で準決勝へと駒を進めた。そして準決勝の相手はドッキーズ、ここからは3セットマッチとなる。ドッキーズが力を見せ第1セットは10対2。だが城内キッズは第二セットで流れを掴みドッキーズを追い込んでいく。後半リズムを取り戻したドッキーズが地力を発揮、最後は粘る城内キッズを突き放し、8対6で決勝進出を決めた。
決勝はハイレベルな強豪対決。代表の座を賭けた息詰まる一戦。
決勝戦はBリーグを1位通過したシードの三島☆金狼。このチームも予選では42得点17失点と、ドッキーズと互角の強さを見せる強豪チーム。
第1セットは開始早々にドッキーズが先制、キャプテン工島啓心君を中心に安定した攻撃を見せる。しかし三島☆金狼は強かった。第1セットから5対5の時間切れ、同点延長Vポイントをめぐる熱い戦いに突入。ドッキーズは開始のジャンプボールを三島☆金狼に取られピンチとなる。しかし一丸となった守りで攻撃権を奪うと、最後は工島君がしっかりと決めて5対4で第1セットを勝ち切った。これで勢いがついたドッキーズは第2セットに入り猛攻炸裂。ひとり、ひとりと相手を追い込んでいく。そして守備でもことごとくボールをキャッチする堅い守りで、まったく隙を見せない。気がつけば遂に相手内野を全員アウトにして11対0と第2セットを圧勝、日本一の貫禄を見せた。
この決勝戦で特に目立っていたのはドッキーズ10番森彪馬くん。工島監督によると、彼は夏まではレギュラーじゃなかったとのことだが、ここにきて開眼。何度もピンチを救う好ディフェンスを見せて、第二セット失点0に抑える大活躍を見せた。
この大会を見事優勝、全国大会14回目の切符を掴んだドッキーズ。今年は広島で3月27日(日)に開催予定。夏・春連覇できるのはドッキーズだけ、結果が楽しみだ。そして、そのドッキーズと互角に戦う力を見せる県内の精鋭チームたち。静岡ドッジボールはまさに全国レベルなのだ。
■大会結果
優勝:DOKKY’S
準優勝:三島☆金狼
第3位:ハリケーンキッズ三島
第4位:城内キッズ
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