安倍口小学校正門前に道場を構えて20年、国際空手道連盟 極真会館 大石道場の一つである美和道場。そこには、稽古を通じて、厳しい社会を生き抜く強さを身につけていく、子どもたちの姿があった。

極真カラテ
大石道場
美和道場

真の極真空手を正しく継承。
寸止めなしの真剣勝負から学ぶもの。

大石道場は、極真空手の大山倍達総裁から直接手ほどきを受けた大石代悟範士が、真の極真空手を正しく世に広めようと始まった。美和道場の海野孝師範は、指導歴40年以上の極真空手6段。その鍛え抜かれた体と技のキレは、65歳という年齢を全く感じさせない。空手には様々な流派があるが、極真空手は「寸止めなし」の、いわゆる実戦空手だ。「怖さ、痛さを知ることで本当の勇気が生まれる。何かに挑戦することで人は変わる。その連続です」と海野師範。ここでは、型も組手も両方必ず行う。

挑戦する勇気、諦めない気持ち。
世の中に通用する強い大人に。

稽古では、海野師範が見本を見せ、全員が同じ事をひたすら反復する。年代や経験も様々だが、帯の色で迫力が異なる生徒たち。力の出し惜しみをせず、100%力を出し切る子は伸びるという。5歳から始めて現在3級の海野志歩さん(英和中・新3年)は帯別の型の大会で県優勝。全国1位の実績もあり、「ここで学んだ諦めない心は、私生活にも生きています」と4月の大会で日本一を目指す。50人中22人が全国大会へと挑むが、大事なのは勝敗よりも「挑戦する勇気と諦めない気持ち」だ。それが大人になって生きてくる。
見学歓迎、体験無料。入門は随時受付。

 

■TEAM DATA
活動日 火・木・土(隔週)・日
活動場所 北部体育館、美和道場
生徒数 50名
入団条件 年少以上の男女(何歳でもOK) 
月会費 6,000円
連絡先 054-271-3592(海野まで)
ホームページ https://hiroshi32.wixsite.com/kyokushin

おすすめの記事

関連記事