静岡市立清水第七中学校 野球部

バッテリーを中心に守備から流れをつくる。今年の夏こそ県大会へ。

秋の新人戦で清水地区2位、中部地区4位の清水七中野球部。公立中ながら結果を残した新チームについて、当部を率いて7年目の顧問、大城監督に話を聞いた。

限られた条件でも成長を。野球も頑張る人間に。

部員は2年生6人、1年生9人。主将で投手の大石君と4番打者若林君のバッテリーを中心に学童野球経験者の1年生3人が内野を固め、守備からリズムを作るチームだ。夏から基本となるキャッチボールを徹底。内野までしか使えないグラウンドの打撃練習では、ドッジボールやテニスボールを使用するなど工夫を凝らす。野球は人として成長する場という大城監督は「勉強はもちろん、学校生活をしっかりと行った上で、野球も頑張る人間になって欲しい」と文武両道を重視。選手の中には生徒会役員を務める者もいる。

チーム一丸。経験を糧に、大舞台での勝利を目指す。

昨年は「しんきんカップ」など大きな大会へと進んだが、いずれも初戦コールド負け。しかし、その大舞台の経験が今年に活きている。新人戦で結果を出し「チームで協力して、上の大会で勝つのが一番楽しい」と大石主将。2月の「しんきんカップ」で初戦突破を目指す。最終目標は昨年果たせなかった中体連県大会出場だ。今年から静岡市全体の地区予選となり強豪校がひしめく。公立中学の限られた条件の中でどこまで集中し成長できるか。楽しみなチームである。

 

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