10月18日（土）に順位決定戦が行われ、男子は城南静岡・女子は常葉大常葉が優勝を決めた。

2025/11/05 バスケットボール ,ギャラリー新人戦2025,静岡学園,城南,新人戦,バスケットボール,静岡翔洋,女子バスケットボール,男子バスケットボール,常葉大常葉

男子は城南静岡中、女子は常葉大常葉中が激闘を制し頂点へ！

男子決勝は、城南静岡と静岡学園。満員の観客が見守る中、試合は序盤から城南が主導権を握る。ディフェンスからの速攻が冴えわたり、ドリブルもパスも淀みなく繋がる。ベンチからは熱のこもった指示が飛び交い、まさにチーム一丸の戦いぶりを見せた。しかし静岡学園も黙っていない。粘り強いディフェンスと果敢な攻撃で反撃の狼煙を上げ、最後まで食らいつく。両者一歩も譲らぬ攻防が続いたが、最後まで集中力を切らさず走り抜いた城南静岡が63対41で見事優勝を果たした。

望月キャプテンは「序盤はシュートが決まらず苦しかったが、徐々に自分たちのペースでプレーできた。苦しい時ほど声を出し合い、一致団結することを意識した」と語る。アップの時からチーム全体を鼓舞し、雰囲気作りにも気を配る。チームの合言葉は「激しいディフェンスからの速攻」。言葉通りのプレーで勝利を掴んだ彼らの目標は「全中ベスト8」だ。

女子決勝は、常葉大常葉と静岡翔洋。序盤から得点を重ねたのは常葉。翔洋も必死に食らいつくがなかなか点差は埋められず。結果、84対34で常葉が優勝を決めた。素晴らしいゲームに思えたが、試合後は反省点が多く語られた。ゲームキャプテン片岡さんとチームキャプテン鈴木さんは「試合の出だしが不十分だった。後半もシュート決定率が低かったので、まだまだ改善点ばかりです」と次を見据える。ただ準決勝では満足のいく試合展開で「ずっと勝ちたかった」と話す静岡大成に勝利。収穫も課題も見つかった、実りある新人戦になったことだろう。