小中学生陸上クラブの名門。楽しく学ぶ「走・跳・投」 で「未見の我に会いにいこう!」全中やインターハイ出場など、全国レベルの卒団生多数。
千代田AC(アスリートクラブ)
1998年設立の千代田ACは陸上競技の楽しさを追求し続けてきた。自分の才能に目覚めた選手たちは、中学、高校、大学、社会人で陸上選手として多数活躍している。その練習方法にはいくつもの工夫があった。
「未見の我に会いにいこう!」全員が色々な競技にチャレンジ。
同クラブは25年前、小学校教諭の久能監督が学校体育の延長の場として始めた。まずは陸上競技を楽しみ、自己記録を伸ばす喜びを学ぶ。練習前半は体育館で、縄跳びやストレッチなど音楽に合わせた様々なドリルを行い、後半はグラウンドでミニハードルや10分走、インターバル走など盛りだくさん。一つの競技に絞らず、色々な競技にチャレンジし、様々な可能性を引き出す。合言葉は「未見の我に会いにいこう!」。卒団生には全中、インターハイ出場選手も多く、まさにアスリート育成の場だ。
自己ベスト更新で「己に克つ!」団員全員が積極的に大会参加。
陸上は小さな大会から全国大会予選まで多くの大会があり、千代田ACでは全員に大会参加を勧めている。「己に克つ!」ことが人間的な成長にもつながるからだ。「順位や記録、結果が数字に表れるのが陸上の厳しさであり面白さ。中学以降も陸上を続けてほしい」と久能監督。特に走幅跳やハードルに力を入れており、今年のインターハイ優勝候補、東海大静岡翔洋高2年2人、成川倭士君(200m・走幅跳)と浅井惺流君(110mH・八種競技)も卒団生だ。団員たちの練習に励む姿は常に真剣で実に楽しそうだった。見学、体験は随時OK。
■TEAM DATA
活動日:月・木・金
活動場所:千代田小学校グラウンド&体育館
団員数:93名
入団条件:小学2年生から中学生の男女
月会費:年間20,000円
連絡先:090-1729-8561 (監督/久能)
HP:http://chiyoda-ac.info/