合言葉は「楽しく真剣に」。子供から大人まで笑顔いっぱい。走る基本技術を楽しく習得。

2022/07/05 陸上 ,チーム紹介陸上,静岡PHOENIX

静岡PHOENIX

2015年、清水区に誕生した陸上クラブ「静岡PHOENIX」。その練習風景はとても和やかで、実に楽しそうに走る子どもたちの姿があった。走らされ感ゼロのクラブを運営する越智宏行代表に話を聞いた。

自分で考え、試して、理解。選手が主役、のびのび指導。

代表の越智さんは、高校から陸上を始め、三段跳びインターハイ優勝、世界ジュニア日本代表の経歴を持つ。自ら研究を重ねて記録を伸ばした自身の経験を生かし、どうすれば速く走れるかを、子どもたちが自ら考え、試して、理解することを重視。練習を強制するのでなく、自ら楽しみ熱中できる練習メニューで、技術や力が自然に身につくと、子どもたちや保護者からの信頼も厚い。スタッフはコーチ陣4名とアスリートフードマイスター1名。食事指導で、体格はもちろん、記録も大きく伸びる子がいるという。

楽しさの中にも真剣さを忘れずに。幅広い年代が集う人間形成の場。

「コーチの説明が分かりやすく、友達と一緒に練習するのが楽しい」という齋藤大地君（船越小6年）は年長から始め、100m走の同学年県ランク1位（２０２１年）。将来の夢はオリンピック選手だ。小学6年から通う選手兼コーチの笠井彩愛さん（18歳）は「陸上だけでなく、礼儀や挨拶を大切にする、人として成長できる場所」と、中学で走幅跳全国2位になった後、病気を乗り越え再び日本のトップで戦おうと頑張っている。2人とも真剣そのもの。団員は幼児から小中高生、社会人まで幅広く、上級生の面倒見が良いのも魅力だ。越智さんの「競技者の前に人として」が浸透している。見学、体験は無料。申し込みはHPから。