全国強豪54チームが静岡に集結。 静岡市からは、静岡翔洋中と静岡市選抜が出場。

文部科学大臣杯 第13回 全日本少年春季軟式野球大会

全国から予選を勝ち抜いた強豪54チームが静岡に集結。3月21日(月)草薙球場にて開会式が行われた。静岡市からは、新人戦県大会優勝の静岡翔洋中と、静岡市の野球部から選抜された静岡シティクラブ(選抜チーム)が出場。全国の強豪との戦いに挑んだ。

選手宣誓は、静岡シティクラブ・櫻井主将。野球ができる「喜びと感謝」。

全国の予選を勝ち抜いた中学生軟式野球チームが、草薙球場に一堂に会し、3月21日(月)に開会式が行われた。この文部科学大臣杯は、中学生にとっての「春のセンバツ甲子園」に匹敵するといって過言ではない大会。これまでもこの大会の出場選手から、プロ野球選手も輩出している。
今回、その開会式で選手宣誓の大役を担ったのが、静岡シティクラブ櫻井壮太主将。自チーム静岡南中学でも主将を務めるリーダーは、少し緊張した面持ちながら、元気よくハツラツと選手宣誓を読みあげた。「仲間と野球を楽しみ、最後の一球まであきらめることなく、見て下さる人たちに感謝を届ける」。さまざまな競技がコロナで活動自粛を余儀なくされる中、この大会が出来る喜びを素直な気持ちで表現してくれた。

大会は3月23日(水)から静岡県下の8球場で行われた。静岡代表の静岡シティクラブは東京代表・江戸川区上一色中と対戦、延長タイブレークの末、1対2で惜しくも敗れた。静岡翔洋中も健闘したが、奈良代表の八木中に3対4で敗れ、全国大会での1勝には両チームとも届かなかった。
選抜チームの静岡シティクラブは今大会で解散。メンバー20名は、負けはしたが、良い経験となったに違いない。各校の部活に戻り、この全国大会での経験を自チームにフィードバックすることになる。それが、競技力向上、全体の底上げになっていくことだろう。

4月になり新学年がスタート。3年生にとっては、中体連まであと2か月余り。悔いの残らないよう、精一杯練習に励んでほしい。熱い夏に向け、頑張れ、中学球児!

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