静岡市立 清水飯田中学校 女子バレー部
バレー好きで勝ちにこだわる。チームの明るさが流れを変える。
静岡市内で負け知らず。明るいムードで接戦を制す。
昨年秋の新人戦を中部予選3位で1月の県大会に進み、惜しくも初戦敗退に終わったが、静岡市内では負け知らずの清水飯田中女子バレー部。3年生7人、2年生4人のチームについて、「バレー経験のあるメンバーが揃い、勝ち方を知っている。バレーはメンタルなスポーツ。明るいムード作りで流れを引き寄せることができるから接戦に強い」と語る顧問の野村先生は、選手との対話を大切に何でも話せる関係を作っている。流れ一つで大きく試合が動くバレーだからこそ、明るい雰囲気作りが大切なのだ。
サーブでチャンスメイク。県で一つでも多く勝つ。
小学2年から始めてバレーをよく知るキャプテンの早瀬さんは、チームの強みを「明るさ。サーブが狙える。困った時にエースが決めてくれる」と冷静に分析する。今後については「清水区の大会は全部勝って、県大会で一つでも多く勝つことが目標です」と、勝ちにこだわる姿勢が伝わってくる。それが実に楽しそうで清々しい。
バレーが好きだから、強くなりたい。勝ちたい。
週末は県内強豪校との練習試合が多いが、それは選手たちからの希望だ。試合後は「もっとこうしたい。どうすれば?」と反省しながら次の練習方法を考える。「本当にバレーが好きで、自分達で考えてできる子たち。私はそれを応援したいだけ」と野村先生。接戦を泥臭く勝ってきた選手たちのハートの強さ、チームの一体感が見えた。