令和2年度 清水区新人戦 兼 静岡市民清水地域中学生バレーボール大会
優勝は総合力の清水二中。清水一中との激戦を制す。
2020年10月11日(日)、庵原中学体育館にて、秋季中部バレーボール選手権(11月)の前哨戦となる市民大会、清水地区4ブロックの予選を勝ち抜いた8校による決勝トーナメントが行われた。
決勝は安定したレシーブ合戦。最後まで1点を巡る攻防に。
決勝は予選で対戦した清水二と清水一の再戦となった。清水二は今年の中体連清水地区優勝チーム。強打を誇る清水飯田との準決勝をフルセットで制した。清水一は、準々決勝で清水七、準決勝で中体連準優勝の袖師にストレート勝利で決勝へ。予選は清水二が2対0で勝利したが、練習試合では清水一が勝つことが多く、決勝は予想通りの接戦となった。
第一セット序盤は清水二が10対4とリードするも、ボールを落さず繋ぐ清水一が連続得点で追いつき16対16に。終盤両者共にセットポイントを握るも、清水二が27対25で先取した。第二セットも同様の展開から、清水一が連続サーブポイントで21対19と逆にリードを奪う。しかし、要所でポイントを与えない清水二が最後は25対22で振り切り勝利。新チームとなった清水二は小柄な選手が多いが、安定したレシーブとトスワークから、コースを狙ったアタックで得点を重ねた。顧問の山崎先生は「小学生バレーでの経験豊富な1年生はもちろんだが、中学からバレーを始めた2年生たちがとても良く頑張ってくれた」とチーム一丸となっての勝利を喜んだ。
悔し涙を流した清水一の選手たち。両校の良いライバル関係が、清水バレーの底上げにつながるだろう。バレーは繋ぐスポーツの代表格。拾って繋いで相手コートに返し続けたチームが勝つことを、熱い決勝戦から改めて感じた。
●大会結果 優 勝 清水二中 準優勝 清水一中 第3位 清水飯田中、袖師中