bj2020 ECCカップU14
清水七中女子が3位入賞! 城南静岡男子も8位の健闘。
2020年12月26、27、28日の3日間に渡り、このはなアリーナと静岡市中央体育館にてbj2020ECCカップU14が開催され、例年通り全国から集結したチームが熱戦を繰り広げた。
決勝進出まであと一歩。光った清水七の後半の強さ。
今回は新型コロナの影響から例年よりチーム数は減ったが、男子26チーム、女子13チームが全国各地から集まった。静岡県から男子は城南静岡中、静岡大成中、伊東市立南中、浜松開誠館中、地域スポーツクラブBraveBeeswithSurugaの5チーム、女子は清水第七中、清水南中、市立沼津中、浜松学院中の4チームが参加。静岡市勢では、城南静岡、清水七、清水南が、初日の予選リーグを勝ち抜き決勝トーナメントに進んだ。
その中で注目を集めたのが清水七中女子。大会2日目、準々決勝で東京のbjJUNIORYOUTHに勝利し、市立沼津と決勝進出をかけた静岡対決に挑んだ。試合は市立沼津が第三Qまでで大きく17点リ
ードする展開。これで勝負ありかと思われたが、最終第四Qで清水七が一気に追い上げ一時は同点に迫る激しい試合となった。最後は惜しくも1点差で勝利を逃したが、チーム力の高さを印象付けた。
大会最終日は、男女の決勝、3位決定戦が行われた。女子決勝は市立沼津と愛知のJ.sphereとの対戦。市立沼津は第一Qでリードを奪われるも、第二Qで追い上げ前半を18-16とリードして折り返す。後半戦は激しい攻防が繰り広げられるシーソーゲーム。どちらが勝ってもおかしくない展開だったが、最後は市立沼津が39-37で逃げ切り試合終了、優勝に輝いた。3位決定戦の清水七と埼玉EagleNestS“tageとの対戦は、序盤から激しい攻防が続くも、後半に強い清水七が第三Qから一気に加速。要所で3ポイントを決め徐々に引き離し、57-44で勝利、見事に3位を獲得した。順位決定戦で一矢報いた清水南も6位と健闘した。残念ながら新人戦県大会は中止となり、清水七と市立沼津の再戦を見ることはできなかったが、静岡の中学女子バスケから今後も目が離せない。
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準決勝
|40|清水七 vs 市立沼津|41|
3位決定戦
|57|清水七 vs Eagle Nest S”tage|44|
決勝
|39|市立沼津 vs J.sphere|37|
男子では、強豪クラブがひしめく中で城南静岡の8位入賞も立派な成績だった。チームとしては納得のいく結果ではなかったようだが、貴重な経験となったに違いない。
表彰式
個人賞の静岡市勢は全部で4名。BEST5に清水七の梅本さん、優秀選手に城南静岡の海野君、清水七のマッカラム舞依さん、清水南の望月さんがそれぞれ選ばれた。コロナ過の中、万全の対策を整え大会を開催できたことは、選手たちにとって大きな財産となったはずだ。夏本番までにまだまだできることがある。