【軟式野球】11/29静岡県新人野球大会 決勝

驚異の集中力!東海大翔洋中、静岡県制覇!

11月29日(日)浜松球場にて、軟式野球新人戦・静岡県大会の決勝が行われた。中部地区1位の東海大翔洋中(静岡市)と、東部地区1位の対島中(伊東市)の決勝は、終盤まで息詰まる展開となった。

両投手が投げ合い0対0で迎えた6回裏、翔洋中の攻撃。ヒットで出たランナーがすかさず走り、2盗成功。続けて積極的に動くも3盗失敗。2死となりチャンスはついえたかと思ったが、ここから翔洋中が驚異の集中力を見せる。1番水口君、2番中島君が粘って四球を選び、クリーンナップに繋ぐ。2死1.2塁から3番松下君がきれいにライト前へ先制タイムリー。ランナー水口君の好走塁も光った。続く4番池田君もライト戦へ運ぶ3塁打。2死ランナー無しから驚異の集中打で3点をもぎ取った。7回表、ピッチャー松下君が相手打者を3人で抑え、見事、東海大翔洋中が静岡を制した!

少ないチャンスをものにする!

優勝した寺崎監督は、「相手が強くなってくると、なかなか得点するのが難しくなってくる。準決勝・決勝と、まさにそのようなゲーム展開。小さな攻め方をするより、シンプルに打って点を取ることを選手に意識させた。1試合数回しかないチャンスをいかにものにできるか。積極的な走塁、迷いのない思い切りの良い打撃。集中した攻撃ができたことが優勝につながった」と県大会を振り返った。春の全国大会に向け、「例年だと県外の強豪校との練習試合もできるが、今年はコロナの影響で、遠征は難しいかもしれない。そうしたケースも想定し、自分たちで鍛錬し、自分たちでレベルアップできるような練習プランを考えて行きたい。冬は徹底した体づくりと、打撃力アップに取り組んでいきたい」と語った。

投打に活躍の松下キャプテンは「みんなが繋いでくれたチャンス、絶対打ちたかった。得点が入った瞬間は嬉しかった。」と決勝タイムリーの場面を振り返った。寺崎監督からは絶対的信頼の松下君。人一倍「TOKAIのタテジマ」に対する思い入れが強いリードオフマンは、春の全国大会でも大暴れしてくれるだろう。

 

 

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