静岡市立清水第六中学校 サッカー部
自主性から主体性へ。選手が自ら考え決める。真の成長は挑戦から。
秋の新人戦、地区予選決勝では東海大翔洋に延長戦で惜敗したが、強豪私立を脅かす存在の清水六中サッカー部。県大会常連チームが目指すサッカーに迫る。
何をどうする、どうやって。選手主体で考えるサッカー。
練習試合当日。監督の指示なしにアップが始まり、ポジションやゲームプランを選手達自身が決めていく。顧問5年目の青木監督が目指すのは「選手主体で考えるサッカー」だ。「最初は戸惑う子ども達も、先輩たちの背中を見て、なぜそうするのか考え方を理解することで意識が変わります。やらされ感では上手くなりません」。2年生17人、1年生11人は、小学生時代にレギュラーを獲れなかった選手がほとんどだが、自ら考え努力することを覚え、県選抜に選ばれるまで成長した選手もいる。
目標は中体連県ベスト4。六中史上最高の仲間と共に。
「小学生の頃は何も考えていなかった。今は考えるサッカーが楽しい」とキャプテンの山本君。チーム目標は中体連県ベスト4。高部地区のちびっ子達に夢を与えるチームになり、六中史上最高の仲間を作ることを目指す。新チームになってから、山本君を中心に部員全員で目標達成に必要な課題を洗い出し、やるべきテーマを決めた。選手は毎週、自分がなりたい姿とそのための行動を考え実行し振り返る。青木監督はチャレンジした失敗を決して叱らない。挑戦の先に真の成長と楽しさがある。
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