令和元年 静岡市中学校新人剣道大会
10月19日(土)、静岡北部体育館に、新チームとなった男子25校、女子20校、静岡市内の中学剣士が集まり、男女共に新人団体戦が行われた。
真剣勝負の中学剣士たち。明日につながる悔し涙。
「これから自分たちの新しい時代を」。昨年優勝校、東海大翔洋の選手宣誓で始まった同大会は、中部大会(1月)、県大会(3月)につながる大きな大会だ。1学年5人揃うのが難しく、中学から始める子も多い競技だが、長田西顧問で競技委員長の黒栁先生は「今大会から竹刀検査など運営に生徒が参加。静岡市全体で剣道を盛り上げたい」と話す。会場には気合の入った声が響き渡り、まさに真剣勝負。熱気に包まれる中、男子8組、女子6組の総当たり予選が行われ、各組上位2校が決勝トーナメントと中部大会への進出を決めた。
優勝は男女共に東海大翔洋。新メンバーでも光る圧倒的強さは、重ねた稽古の質と量を思わせる。男子準優勝、女子3位の服織、塩澤先生は「初心者が多い中、補欠含め全員で戦う気持ちが見えた。決勝は完敗だったが、今後の大会で1本でも多くとれるよう練習を積んでいきたい」と振り返った。女子準優勝の清水一は、昨年は全員が1年生初心者で最下位。「保護者の応援を背に、選手たちが真面目にコツコツ稽古に励んだ結果」と中野先生。
試合後、悔し涙を流す選手たちがいた。まだ始まったばかりだ。その悔しさが大きなバネになる。頑張れ中学剣士たち。上位5位までが、11月に行われる県剣道連盟主催の羽賀杯へと進む。
大会結果 <男子の部> 優 勝 東海大翔洋中 準優勝 服織中 第3位 静岡東中 第4位 清水小島中 第5位 静岡南中 <女子の部> 優 勝 東海大翔洋中 準優勝 清水一中 第3位 服織中 第4位 観山中 第5位 豊田中
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