ベルテックス静岡 西地区首位争い!
故障者続出も
西地区首位争い!
開幕を連勝でスタートしたベルテックス静岡は、強豪アルティーリ千葉に敵地で連敗したものの、4連勝中の鹿児島に1勝し、第3節を終えて3勝3敗。第4節から第8節は、故障により出場選手が限られる中、一時は西地区首位に立ち、B1昇格への期待が高まった。
上位の神戸、福井、青森に勝利。今季初ホーム連敗は明日の糧に!
第4節は平日の一試合、西地区首位の神戸と敵地で相対した。昨季3勝3敗の相手に第2Qで逆転すると、第3Qで16点のリードを奪い76対60の快勝。ディフェンス、リバウンドで体を張り優位に立つ、森HCが目指すバスケを体現した。静岡市内今季初開催の第5節は熊本と対戦。初戦は#21ハーラーの16点を筆頭に5選手が2桁得点し89対75、次戦は#16橋本が16得点と躍動し82対75で勝利。#41加納のコンディション不良をはじめ怪我などで3人を欠きながら今季初の3連勝を遂げ、中央体育館は歓喜に包まれた。
第6節は静岡県武道館(藤枝)で昨季昇格を決めた福井と対戦。試合序盤から相手の厳しい守備にミスを連発した静岡は、今季最多24点差の63対87で完敗したが、11月1日に加入した206㎝の#2ウィリアムズが13得点と活躍したのは収穫だった。ホームで連敗できない静岡は、次戦を92対86で勝利。#11増田が移籍後最多の19得点、#3岡田が13得点6アシスト、県内出身2人が活躍し、「B1昇格するために修正力は不可欠」という森HCの言葉通り、前日のリベンジを果たした。
第7節の敵地での青森との初戦は、福井戦同様ターンオーバーのミスが続き、82対74で敗戦。攻撃の課題は明確になっている。それでも連敗しないのが静岡の強さ。次戦は序盤の粘りから本来のバスケを要所で見せ、第2Q以降は一度もリードを許さず79対69で勝利。8勝5敗でB2昇格後初となる西地区1位に躍り出た。しかし、首位を守るのは簡単ではない。第8節のホームでの対福岡初戦は最大14点差を終盤に追いつくも、フリースローの失敗が最後まで響き73対79の惜敗。ここまでA千葉以外に連敗のなかった静岡だが、次戦は#26ブラントの欠場により相手にインサイドを支配され、今季最多の102失点、ホーム連敗で西地区4位に順位を落とした。
西地区は4チームが2ゲーム差内の大混戦だが、4月の第32節まで44試合ある。まだまだ先は長い。明確になった課題を克服し、ケガ人なくプレーオフを迎えれば目標達成が見えてくる。がんばれ!ベルテックス静岡!
(2024年11月17日時点)
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