静岡翔洋中 野球部が第45回全国中学校軟式野球大会で優勝を収めた。昨年準優勝の悔しさを胸に、最高の夏の思い出を手にした。

令和5年8月22日(火)、第45回全国中学校軟式野球大会の決勝戦が行われた。静岡市大会を優勝し、県大会、東海大会、全国大会と駒を進めた静岡翔洋中。東海大会の決勝戦で、惜しくも破れた大府北中(愛知県)と優勝を争い、見事7対2で勝利。29年振りの全中優勝を果たした。

野球部は8月25日(金)に学校にて優勝報告会に参加。保護者や学校関係者の前で、最高の結果を報告した。

●小泉主将

優勝に辿り着くまで、いくつもの困難がありました。その困難を乗り越えられたのも、寺崎先生・斉藤先生を始め、たくさんの先生方、部活動をサポートしてくれた保護者会、練習環境を整えてくれた1,2年生、たくさんの方々のご協力があってこその優勝だと思っています。僕たちにとっても、皆様にとってみても、この夏が良い思い出になったことを嬉しく思っています。ありがとうございました。

●村上校長

「忘れ物を取りに行く」。昨年、全国準優勝の先輩たちが残した忘れ物を、見事に手にし、静岡に持って帰ってきてくれた。全国制覇おめでとうございます。連戦連勝で全国に乗り込んでいったわけではなく、県大会、東海大会での2回の敗戦。その敗戦の悔しさが大きな力になったかも知れません。もう悔し涙は流さないぞ、という強い思いが大きな成果に繋がったのではないかと思います。この夏の力を今後の学校生活・野球生活に生かしてほしいと思います。29年ぶりの優勝、本当におめでとう!

●寺崎監督

29年前、東海一中として、弓桁先生が全中初出場初優勝。以来30年、弓桁先生、望月先生が守り抜いた伝統を継承し、再び優勝旗を翔洋に持って帰ってくることが出来ました。県大会、東海大会は、ケガ人も多く、万全の状態ではありませんでしたが、何とか全国を決めることが出来ました。全国大会では5試合戦いましたが、県大会、東海大会では見たことない選手の強さが発揮され、前日を上回るベストゲームで勝ち上がることが出来ました。昨年は決勝で敗れ、もうこんなチャンスはないのかなと思っていましたが、選手たちが本当に頑張って2年連続で決勝進出。昨年の経験を活かしながら、決勝では勝つことが出来ました。選手たちには、中学時代の全国制覇に自信をもって、日本一に恥じないような学校生活や人生を送ってほしいと思います。



▼静岡翔洋中 静岡市大会の軌跡

7月2日(日)
準決勝
静岡翔洋 vs 静岡東

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7月8日(土)
決勝
静岡翔洋 vs 賤機・豊田

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7月28日(金)
県大会ベスト8
静岡翔洋 vs 菊川東

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7月29日(土)
県大会決勝
静岡翔洋 vs 菊川西

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