【中体連2023】サッカー:全29チームが参加したサッカーは、6月10日(土)から予選リーグが開幕。県大会出場を目指し、熱戦を展開した。
優勝は全試合完封の静岡学園。市内7チームが県大会へ。
全29チームが参加したサッカーは、6月10日(土)から予選リーグ、6月25日(日)から決勝トーナメントが行われ、各チームが県大会出場の6枠(最大7枠)を目指し、熱戦を展開した。
決勝は3年連続、静学対翔洋。静学が試合終了間際に決定弾。
予選は26チームがA~Fの6ブロックに分かれリーグ戦を行い、上位2~3位の13チームが、静岡学園、静岡翔洋、常葉橘が待つ決勝トーナメントへと進んだ。県大会出場枠は6つ。準々決勝に勝ち上がれば大きく前進する。春季サッカー中東部支部優勝の清水六は、大里に0対0からPK戦で勝利、予選1位同士の南対服織は2対0で静岡南が制し、公立では安東、清水八、オール長田と共にベスト8に進んだ。
勝てば県大会出場が決まる準々決勝。強豪私立3校が順当に勝ち、もう一枠は安東が清水六を2対1で破りベスト4へ。5~8位決定戦で県大会切符を手にしたのは、清水八と清水六。清水六は再び0対0からPK戦を制する意地を見せた。7位決定戦はオール長田が静岡南に勝利。志太榛原5位とのプレーオフも制し、県大会出場を決めた。静岡南が涙を飲んだ公立中上位陣の戦いは、どれも紙一重だった。
準決勝は静学が安東に11対0、翔洋が橘に2対1で勝利。決勝は3年連続同一カードとなった。試合は立ち上がりから、静学と翔洋の激しいボールの奪い合い。強風が吹く中、時折激しい雨も降り、ボールコントロールが難しく、互いの決定機も両GKの好セーブで0対0が続く。このままPK戦に突入かと思われた試合終盤、ゴールを割ったのは静岡学園。豪快ミドルを決めたのは、試合中「落ち着いてボールを回そう。できるよ!」と声を掛け続けていた左サイドバック藤田君。試合はそのまま1対0で終了し、静岡学園が3年連続優勝を決めた。勝ってなお「自分たちのサッカーができなかった」という静学の泉主将だが、左サイドからゴールに切れ込むドリブルは見事だった。昨年あと一歩だった全中優勝を目指す。熾烈な市内大会を勝ち抜いた全7チームの県大会での活躍を期待したい。
決 勝/静岡学園1-0静岡翔洋
3位決定戦/常葉橘4-0安東
●大会結果
優 勝 静岡学園中
準優勝 東海大静岡翔洋中
第3位 常葉大附属橘中
第4位 安東中
第5位 清水八中
第6位 清水六中
第7位 オール長田
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