【中体連2023】剣道の個人戦が6月25日(日)に、団体戦が7/2(日)に北部体育館にて行われ、県大会出場者が決定した。

静岡翔洋が男女共に団体V。静岡南も大健闘。

剣道は、6月25日(日)に個人戦、7月2日(日)に団体戦が、北部体育館にて行われた。県大会を目指し、個人戦には244名(男子132名、女子112名)、団体戦には男女ともに19校が参加。多くの剣士が日頃の稽古の成果を競い合った。

秘めた闘志、中学剣士が躍動。静岡翔洋の強さが光る。

今年取材したのは個人戦。午前に女子、午後は男子と、北部体育館は隣接の柔道会場も中体連真っ只中ということもあり、1階フロアは関係者であふれ返った。出場選手たちも、日頃の成果を発揮しようと試合前から集中した表情。チームではなく自分のために戦う個人戦は、自己研鑽の成果を発揮する精神力の強さと、戦い抜く体力が必要となる。試合はトーナメント方式で行われ、決勝までは男子が6試合、女子は5試合を1日で勝ち抜いていかなければならない。

女子決勝は、翔洋の松下さんと森澤さんの同校対決。松下さんが決め切り、個人戦優勝。3位にも翔洋の町田さんが入り、トップ3は翔洋が独占した。静岡南・栗田さん、籠上の山本さんも健闘の上位入賞。男子は、翔洋・山本君と静岡南・八木君の決勝戦。会場にいた全生徒が見守る中、山本君が優勝を決めた。3位は服織の牧野君、4位は静岡南の小宮山君、5位は翔洋の松山君となった。10位までに翔洋・静岡南が4人ずつ入賞。静岡南の健闘が光った。団体戦は、男女ともに静岡翔洋が優勝を飾った。

剣道の素晴らしさは、相手を敬う心、礼に始まり礼で終わる礼儀作法が随所に見られること。内に秘めた闘志、勝ちを狙いつつも慎ましやかに振る舞う姿は、とても凛々しく感じた。剣道は一生涯続けられるスポーツ。今後もそれぞれの道で剣道を追究し続けてもらいたい。

●大会結果
<女子団体戦>
優 勝 東海大静岡翔洋中
準優勝 長田西中
第3位 安倍川中
第4位 大里中
第5位 清水六中
第6位 美和中
第7位 服織中
<男子団体戦>
優 勝 東海大静岡翔洋中
準優勝 静岡南中
第3位 美和中
第4位 服織中
第5位 長田西中
第6位 清水六中



《 pick up gallery 》

6月25日(日)
男子

ギャラリーはこちら


6月25日(日)
女子

ギャラリーはこちら

おすすめの記事

関連記事