女子ソフトボールは6月25日に予選リーグが開幕。1、2年生チームの長田南が優勝した。長田南に加えて、準優勝の清水二、3位の静岡南が県大会に出場する。
諦めない長田南が優勝。県大会での活躍も期待!
女子ソフトボールは6月25日に予選リーグが開幕。その順位を元に決勝トーナメントが行われた。県大会には優勝長田南、2位清水二、3位静岡南が出場する。
決勝戦は全勝の清水二と大会で成長してきた長田南。
女子ソフトボールの決勝トーナメントは7月2、3日の二日間、田町緑地グラウンドで開催。今年は清水二、長田南、清水飯田、清水七、静岡南、東豊田の6校全てが参加した。
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決勝戦は清水二と長田南。1、2年生チームの長田南は、予選では清水二に大敗しリーグ2位で決勝Tに。一回戦は東豊田に10対8、準決勝も静岡南に10対7で辛勝と、全員で力を合わせ、大会で成長してきた。一方、今年の清水二は会長杯優勝の実力。予選全勝1位通過、準決勝でも清水七を10対3で退け決勝に。試合は1回、清水二トップバッターのホームランで始まった。初回からの猛攻、一気に2点を奪いその力を見せる。長田南もその裏すぐに1点を返すが、3回には4点を取られ6対1に。誰もがこのままかと思った時、長南キャプテン安武さんのファインプレーが清水二の勢いを断ち、そこから流れが変わった。4回裏、長南が反撃開始6対5と一点差に迫ると、5回裏にはノーアウト2、3塁から同点、さらにこの回一気に5点を奪い6対10と逆転した。清水二もこのまま負けるわけには、と気持ちを切り替え、6回、ノーアウト1、3塁からのタイムリーで8対10に追いつく。しかし長南ピッチャー佐野さんは落ち着いていた。勝ちを急ぐことなく冷静な投球。7回、しっかりと清水二の反撃を抑え長南が優勝を決めた。
三位決定戦は静岡南対清水七。こちらも最後までどちらが勝つかわからない好試合。2対7と清水七が先行するも、4回静岡南の猛打が爆発し同点に、その後も互角の戦いを見せたが、最後は静岡南が12対9で競り勝ち三位となり県大会の出場権を得た。
長南の佐野さんは「県大会でも最高のピッチングをする」と満面の笑顔。またキャプテン安武さんも「優勝は全員が力を合わせた結果。県大会でも全員で協力して勝利を掴む」と気合十分だ。長南には3年生がいない。県大会での活躍を期待するとともに、このまま来年どこまで行けるのかがとても楽しみだ。
●大会結果
優 勝 長田南中
準優勝 清水二中
第3位 静岡南中