中央体育館で行われた男女卓球の団体戦と個人戦。団体戦は男子5校、女子5校、個人戦は男子19名、女子17名が県大会進出を決めた。

男子団体優勝は中島。女子は清水六が2連覇。

中央体育館で4日間に渡り行われた男女卓球の団体戦と個人戦。団体戦は男子5校、女子5校、個人戦は男子19名、女子17名が県大会進出を決めた。

男子団体は中島が3大会連続V。個人は稲垣くんが接戦を制す。

6月18日に行われた男子団体戦。予選29校の中から、上位16校が決勝トーナメントへ進出。ベスト4は新人戦、5月選手権と全勝無敗で2連勝中の中島と、昨年の覇者、東豊田。そして激戦を制し勝ち上がってきた城山と竜爪の4校だ。同時進行の準決勝は中島が城山を3対0で下し決勝進出。東豊田も食らいついてくる竜爪を3対1で突き放し決勝へ駒を進めた。決勝戦は中島と東豊田。中島のオーダーは早い段階からエースを投入し勝ち切る作戦だ。中島のエース、キャプテン武岡君が第2試合3対0のストレートで早々に1勝をあげる。続くダブルスでも松下・関ペアが丁寧な試合運びでしっかりと勝ち切った。一方で第1試合の松本君(中島)と石塚君(東豊田)の好勝負が続いていた。松本君が第1ゲームを先取するも、石塚君が取り返し1対1に。しかし第3ゲームを制した松本君がそのままの勢いで第4ゲームを取って3対1で勝利。この時点で第4、5試合も始まっていたが試合終了。3対0のストレートで中島が勝利し、優勝を決めた。中島の三宅監督は「6人しかいない3年生全員が頑張った結果の勝利」と喜びを隠せない。キャプテンの武岡君も「県大会でベスト4に入り東海大会まで進む」と力強く語った。3位決定戦は城山が竜爪を3対1で、また5位決定戦は服織が美和、西奈を下し県大会出場を決めた。今回は中島の強さが際立っていたが、トーナメントでは美和や高松相手に危ない場面も見られた。また城山や竜爪の活躍ぶりも見応えがあり、静岡市全体のレベルが高くなっている。代表校となった5校の県大会での活躍を期待したい。
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男子個人戦は25日に行われ、冷静に試合を進める稲垣君(観山)と、力強い声で会場の雰囲気を作り出す石田君(服織)で争われた決勝は、稲垣君がフルゲームの接戦を制し見事優勝した。

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女子団体は清水六対安東のライバル決戦。個人戦は1年生対決に。

女子団体戦は予選には27校が参加、上位16校が決勝トーナメントに進んだ。各所での熱戦の結果、清水六、高松、静岡南、安東の4校がベスト4に。準決勝では高松の勢いの前にあわやという場面もあったが、地力のある清水六が3対2で高松を下し決勝へと進んだ。一方、メンバー5人が2年生という静岡南が安東を苦しめる。最後は接戦をモノにした安東が3対1で勝ちきり決勝へ。決勝は清水六対安東と昨年と同じ対戦となった。第1試合は中村さん(清水六)が、食い下がる幾田さん(安東)を3対1で下し、まずは一勝。第2試合は堀さん(清水六)が第1ゲームを制したが、第2ゲームを福山さん(安東)が取り返し1対1に。第3ゲームではデュースにもつれ込みながら勝負強さを見せた福山さんが13-15で奪うと、そのまま勢いに乗って第4ゲームも取って勝利、試合は1対1の同点に。ここで清水六ダブルスの小坂・杉本ペアが踏ん張る。第1ゲームを落としながらも2、3、4と接戦を制し3対1で勝利。第4試合は清水六キャプテン髙井さんが圧巻のストレート勝ち、3対1で清水六が優勝を決めた。「中体連では何が起きるかわからない。勝ててホッとしている」と市川監督。キャプテンの髙井さんは「県大会でもしっかり勝って、東海大会を目指す」と力強く語った。3位決定戦もまた熱戦となったが静岡南が高松を3対1で下し3位に。県大会出場をかけた5位決定戦も5番手までもつれ込む死闘となり、最後は袖師が長田南を3対2で破り県大会への出場を決めた。
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26日の女子個人戦決勝は、清水五の小林さんと清水袖師の玉石さんの1年生対決。両者とも最後まで高い集中力を見せた。フルゲームの末、緩急のある攻撃を繰り広げた小林さんが勝利を掴み、優勝した。
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●大会結果
<男子団体の部>
優 勝 中島中
準優勝 東豊田中
第3位 城山中
第4位 竜爪中
第5位 服織中

<男子個人の部>
優 勝 稲垣陽斗(観山)
準優勝 石田蓮(服織)
第3位 和田壮太(竜爪)
第4位 鶴田伊吹(服織)

<女子団体の部>
優 勝 清水六中
準優勝 安東中
第3位 静岡南中
第4位 高松中
第5位 清水袖師中

<女子個人の部>
優 勝 小林芽生(清水五)
準優勝 玉石汐里(清水袖師)
第3位 川原日菜子(静岡学園)
第4位 髙井美咲(清水六)

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