春の日本一決定戦高部JFCが堂々の準V！

2022/07/27 サッカー ,大会レポートサッカー,小学生,高部JFC

JA全農チビリンピック2022
JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会

春の小学生サッカー日本一を決めるJA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会が、5月3日(火)～5日(木)に横浜市で開催された。静岡からは東海代表として高部JFCが参加、見事に準優勝を獲得した。

圧倒的な攻撃力と安定の守備　
全国の舞台で高部JFCが躍動!

北海道から九州まで9地区で行われた予選を勝ち抜いた全16チームが横浜市に集結、日本一を目指して熱戦が繰り広げられた。この大会に東海大会を準優勝した清水の高部JFCが東海代表として出場。出場チームの大半がJリーグ下部組織という中、街クラブとして大いに気を吐いた。この大会は8人制、3ピリオド(各12分)で行われ、特に第1Pから第2PにかけてはGKを含む全選手を入れ替えなければいけないルール。多くの選手にプレー機会を与えると共に、チームの総合力も求められる大会となっている。

高部JFCは予選リーグを2勝1分でトップ通過を果たすと、トーナメント一回戦に勝利し、準決勝に進出。相手は強豪ガンバ大阪を激闘の末倒し、勝ち上がってきた横浜F・マリノスプライマリー。高部は本大会12得点1失点の圧倒的な攻撃力と安定した守備を武器に関東の強豪に挑んだ。試合は開始早々から勢いに乗って攻める高部に対し、最終ラインから丁寧につなぎカウンターを狙う横浜という白熱した展開となった。試合が動いたのは第1P終了間際、高部はGK瀧君のフィードからFW栗田君、MF遠藤君の連携で待望の先制点を決めた。第2P終盤に横浜のカウンターで同点に追いつかれたが、直後にキックオフの落としからDF大内君が驚異のロングシュートを決め高部が再びリード。第3Pはそのまま主導権を渡す事なく2対1で勝利し決勝進出を決めた。

決勝の相手は関東地区チャンピオンの鹿島アントラーズつくばジュニア。高部は第1Pを押し気味に進めるも、鹿島の堅い守備を崩せず得点を奪う事ができない。つづく第2Pは一転し鹿島の猛攻をしのぐ展開となったが終盤、ついに鹿島に先制を許してしまう。1点ビハインドでむかえた第3P、高部は獅子奮迅の猛攻を見せたが、試合終盤、鹿島に追加点を許してしまうと試合はそのまま終了となり、高部は惜しくも準優勝で大会を終えた。しかし、最後までアグレッシブな姿勢を貫き、同大会2度目の出場で初の決勝進出、そして準優勝を獲得するという堂々の結果を残した高部JFCには大きな拍手を贈りたい。