中体連は2試合ともに1点差の惜敗で夏を終えた。 新チームが始動して3か月、目指す野球、チームの姿について話を聞いた。

静岡市立南中学校 野球部
まずは野球を楽しむこと。相手より1点でも多く取る。
チーム目標は「応援されるチーム」。そのためには野球が上手いだけでなく、勉強、提出物など学校生活でやるべきことをしっかりやり、グラウンド上では全力疾走など、ひたむきに頑張る姿が必要なことを選手たちが理解している。今年3年目の加藤監督の指導方針は「野球を楽しむ」だ。速いボールを投げられる、強い大きな打球を打てる、かっこいい守備ができる、相手の裏をかく作戦など、全ては野球を楽しいと感じるための練習を重ねる。相手より1点でも多く取って打ち勝つ野球を目指す。
中体連の悔しさをバネに、目の前の試合に全集中!
部員は2年生8人、1年生7人。昨季のレギュラーが5人、試合経験豊富な選手が揃い、守備は安定している。打の中心は2年生の1番櫻井君、2番寺尾君、4番朝倉啓伍君。長打も足もあり、小技も絡め、得点パターンは豊富だ。投手は寺尾君と1年生の杉山君の2枚看板だが、現在エースナンバーは空番。投手力の底上げが課題となる。「中体連ではチームの力を発揮できず悔しい思いをした」と櫻井主将。
チーム全員の仲が良く、笑いの絶えない明るさも武器に、まずは中部新人戦を目指し、公式戦一勝に集中する。挑戦はまだまだ続く。

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