静岡市立大里中学校 男子バスケットボール部

一緒に頑張ってきた仲間と勝利する喜びを一試合でも多く。
目標は「中体連で静岡市のベスト8」。決して強豪とは言えないが、仲間と共に最後の夏を精一杯戦おうと練習に励む大里中学男子バスケ部。顧問とキャプテンに話を聞いた。
ミニバス経験者を中心に選手たちが自ら考えるバスケ。
3年生12人、2年生5人、1年生2人。ミニバス経験者は少なく、中学からバスケを始めた部員が多い。市の大会では、1回戦は勝てても2回戦突破の壁が厚いのが現状だ。練習メニューは、キャプテンの北堀君を中心に3年生の経験者が組み立てる。ボール扱いを見ると経験の差は明らかだが、選手同士が教え合い、支え合うチームだ。全員が元気に声を出しボールを回す光景から、その一体感が伝わってくる。「勝ち負けも大事だが、人を思う気持ち、努力することが部活では一番。仲間と3年間頑張って良かったと終えてほしい」と、顧問の蘆澤先生は選手たちを温かく見守る。
バスケの楽しさは小学1年から変わらない。
メンバーに教える事が自分も勉強になるという北堀君は、「バスケの楽しさは、シュートを決めた時と試合に勝った時。小学1年生でバスケを始めた時から変わりません」と語る。目標の市内ベスト8は、「みんな日に日に上手くなっているから、徐々に見えてきています」と、選手たちの可能性を信じている。仲間と一緒に1試合でも多く喜びを分かち合いたいから、練習にも気合が入る。シュート決定力、リバウンド強化と課題も多いが、選手みんなで克服する、そのプロセスが大事なのだ。
ベスト8までは3つ勝つ必要がある。彼らにとっては決して簡単ではないが、全力を尽くした先には、大里中バスケ部でしか味わえない満足感があるはずだ。中学最後の夏をみんなで笑ってほしい。
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