第30回 春の全国小学生ドッジボール選手権静岡県予選会
優勝はFUJIミラクルキッズ。DOKKYY’Sは5位に入賞!
令和3年2月11日(木)全国大会「第30回春の全国小学生ドッジボール選手権」出場を目指して、県内18チームがこのはなアリーナに集結し、静岡県代表を決める予選会が行われた。
全国大会を目指して静岡市からは4チームが参加。
静岡市からは今年もDOKKYʻS、ちゃっきり一番、城内キッズ、SNDCパイレーツの4チームが参加、全国大会の出場権を賭けて、県内18チームが熱い戦いを繰り広げた。今回は感染症対策をしっかり行なった上での開催ということで、このはなアリーナを大きく使っての開催。午前中は4ブロックに分かれてリーグ戦が行われ、午後に行われる決勝トーナメントの組み合わせが決定する。市内の各チームも奮戦、4チームとも無事ベスト16に入り、決勝トーナメントに向けて気持ちを入れ直していた。
決勝トーナメントではDOKKYʻSは1回戦を勝利し、2回戦でFUJIミラクルキッズと対戦。相手はさすがに今回優勝したチームだけあって隙を見せない戦いぶり。DOKKYʻSは奮戦虚しく破れ、5〜8位決定戦トーナメントに回ることとなった。城内キッズは1回戦で同じ市内チームのちゃっきり一番と対戦。静岡市対決は制したが、次の2回戦で破れDOKKYʻSの待つ5〜8位決定戦へ。一方、破れたちゃっきり一番と1回戦で負けたSNDCパイレーツは9〜10位決定戦に回った。
5〜8位決定戦ではいきなり初戦でDOKKYʻSと城内キッズが激突。ここはDOKKYʻSが勝ち上がり、マジカルキッズ(掛川)と対戦、これを制して見事に5位に。負けた城内キッズは7位決定戦で三島☆金狼と対戦、激しい戦いを繰り広げ、時間内に決着つかず延長戦、惜しくもVポイントゲームに破れ8位に。また9〜10位決定戦トーナメントではちゃっきり一番が3試合を勝ちきり、9位となった。
決勝は好敵手同士の高レベルで見ごたえのある一戦。
決勝戦は昨年と同じカードの富士市のFUJIミラクルキッズと磐田市の龍池舎の対戦。決勝は5分間の3セットマッチ。お互い負けられない意地と意地のぶつかり合いとなったが、終始安定していたFUJIミラクルキッズが2セットを先取、昨年同様龍池舎を退け、見事優勝を果たし全国大会への切符を掴んだ。今年の全国大会は石川県金沢市で3月28日に開催される予定。
昨年の春の大会では3位に入賞したDOKKYʻSだが、今回のチームは5年生が中心。コロナの影響で練習も足りておらず、代表の工島さんも「去年は試合どころか、ほとんど練習もできていない。関係者の努力のおかげで、こうして試合ができるだけでもありがたい。上位は目指すが、今大会はこのチームがどこまでやれるかということが課題であり目標」と語っていた。今年は多くのチームが同じ様な思いでいることだろう。仲間と力を合わせ、試合を通して経験を積み、成長していく。そんな様子が選手一人一人からも、しっかりと伝わってくる大会だった。一日も早くコロナが収束し、何の気兼ねもなく元気にドッジボールをする子供達の姿を、こちらも何も気にすることなく、大声をあげて応援したいと強く思った。
決勝戦フォトギャラリー:FUJIミラクルキッズ vs 龍池舎