創部から16年連続全国大会出場!ゼロから護身の技法を学び成長!

静岡県立科学技術高等学校 少林寺拳法部
相手を倒すためではなく、自分の身を守る技法を学び、強い人間を育てることを目的とする「少林寺拳法」。2008年の創部から毎年一人以上が全国大会に出場する科学技術高校少林寺拳法部が、年を重ねる毎に強さを増している。過去のチーム紹介はこちら
先輩が後輩に教え繫いでいく。部員主体で心技体を磨く強さ。
部員は男女合わせて18名、ほぼ全員が初心者だ。護身術を演武で魅せる技法を修練し、昇段試験や大会で披露する。創部時から指導する小泉氏から基本や技法を学ぶが、教わるのは毎週土曜のみ。平日4日の練習は部員のみで行う。前顧問同様、競技未経験の山田先生は「上級生が初心者の1年生に教えるのが当たり前。学年男女問わず、部員同士で高め合う風土が根付いています」と温かく見守る。練習に取り組む姿勢は真剣かつ実に楽しそう。入部後1年半で全員が黒帯になるというのも頷ける。
新人戦2年連続総合優勝の男子!女子は部員増で団体出場目指す!
「演武では技のキレや気合が大事。心技体を鍛え、努力した分成長できるのが楽しい」と宮脇部長。11月の新人戦は昨年に続き男子総合優勝を決め、団体戦の県優勝は創部初、11人が来年3月の全国選抜大会に出場する。男子は今年初めて県高校総体も総合優勝し二冠を達成した。「今後も年2回の総合優勝は他校に譲らない」と意気込む。女子は現在5名、来年一人でも入部すれば団体戦出場が叶う。仲間と共に技を磨き、演武を一から作り上げ、心を合わせて披露する感動は一生の宝物になる。

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