【中体連2023】軟式野球:22チームの予選が6月10日(土)に開幕。静岡翔洋と賤機・豊田の決勝戦までの約1カ月、中学球児たちの熱い戦いが毎週繰り広げられた。

優勝は県3冠の静岡翔洋。賤機・豊田との激戦を制す。

軟式野球は6月10日(土)に開幕。22チームが5ブロックに分かれ予選を行い、決勝トーナメントを目指して戦った。静岡翔洋と賤機・豊田の決勝戦までの約1カ月、中学球児たちの熱い戦いが毎週繰り広げられた。

長打&小技で勝ち切った静岡翔洋。賤機・豊田の粘りにもあっぱれ。

本大会から、軟式野球もエリア制のチームが2チームエントリーされた。清水セントラル(清水一・二)と、日本平・小島(清水三・四・五)だ。静岡市が推進する部活動改革の一端が野球大会にも反映されていた。単独チームが少なくなっていく中、今回ベスト4に躍進したのが静岡東。予選を全勝で勝ち上がる大健闘。特に常葉橘戦は、延長12回までもつれる大熱戦を粘りで制した。敗者戦の長田南対大里・中島戦も息詰まる戦い。最後は延長8回、長田南・河口君のサヨナラツーランホームランでの決着。最後まであきらめない気持ちが伝わる好ゲームだった。

ベスト4の静岡翔洋、賤機・豊田、静岡東、清水飯田・清水八、敗者戦を勝ち上がった長田南、清水七が県大会進出を決め、7月8日(土)に順位決定戦が行われた。決勝は静岡翔洋対賤機・豊田。試合は初回、翔洋が先頭の奥山君から菊池君、伏見君の3者連続二塁打で2点を先制するも、賤機・豊田の先発安西君が緩急をつけた投球で追加点を許さない。絶対的エースの池谷君を怪我で欠く翔洋の先発は伏見君。四球や失策でピンチを招くも要所を締め、4回表には自身の特大HRで3対0とリードを広げる。5回表には二塁打、送りバント、スクイズで加点する翔洋。しかし、粘る賤機・豊田はその裏、3番山田君のHRで3点差に迫ると、最終回二死満塁から2点タイムリーで1点差に。尚も満塁と攻め立てたが、最後は翔洋が4対3で逃げ切った。ここまで県3冠の翔洋は中体連が4冠目。小泉主将は「池谷が戻るまで勝ち続けて県を制覇し、目標は昨年一歩届かなかった全中優勝」と力強く語った。県ベスト4を目指す賤機・豊田にも注目だ。

決 勝/静岡翔洋4-3賤機・豊田
3位決定戦/静岡東11-5清水飯田・清水八
5位決定戦/長田南5-0清水七

●大会結果
優 勝 東海大静岡翔洋中
準優勝 賤機中・豊田中(合同)
第3位 静岡東中
第4位 清水飯田中・清水八中(合同)
第5位 長田南中
第6位 清水七中



《 pick up gallery 》

6月10日(土)
予選トーナメント

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6月17日(土)〜18日(日)
予選トーナメント

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6月24日(土)
決勝トーナメント

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7月2日(日)
準決勝・敗者戦

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7月8日(土)
決勝・3位決定戦

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7月28日(金)
県大会ベスト8

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7月29日(土)
県大会決勝

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