一度も連敗することなく、12月18日時点で単独2位。残り8秒の3Pでひっくり返される痛い敗戦も糧に、その後6連勝!現在首位・鹿児島との直接対決に向け絶好調の仕上がり!
第11節を終え単独2位の静岡。
鹿児島との直接対決に向け絶好調!
今シーズン前半、チーム設立4年目にして初のB3単独首位に立ったベルテックス静岡。その後痛い敗戦もあったが一度も連敗することなく、12月18日に11節22試合を終え19勝3敗、首位鹿児島とゲーム差1.0の単独2位に位置している。
山口に痛い敗戦も前を向く。強さ際立つ6連勝で首位を追走。
首位とゲーム差なしの3位で迎えた第8節は、#0山田の古巣、山口ペイトリオッツとの対戦。11月26日(土)敵地で行われた第一戦は、静岡が試合開始からスタートダッシュを見せ0対10とリードを奪う。第2Qに一時4点差まで迫られる場面があったが、要所でスリーポイント、ファーストブレイクを決めた静岡が62対83の大差で快勝した。しかし、翌日27日(日)の第二戦は厳しい展開となった。試合開始から#7エールセネルの連続ポイントで先制するも、山口も立て続けにシュートを決めリードを許さない。静岡が流れを掴み切れない中、山口のシュート決定率が落ちることなく、5点ビハインドのまま最終Qへ。#37吉田の連続3Pで2点差に詰め寄るも、なかなかリードが奪えない。残り57秒、エールセネルの3Pが決まり、更にフリースローで1点を加え、82対83と遂に逆転したのも束の間、残り8秒で山口に3Pを決められ85対83。下位チームを相手に痛い敗戦となった。決して油断していたわけではない。これが真剣勝負の難しいところだ。
それでも、敗戦を糧にチームを更に成長させるのが今のベルテックスの強さ。ここからの6試合は盤石の試合運びを見せた。12月1日(木)品川との第一戦はアウトサイドからの高い決定率と静岡攻略を研究する相手に苦しめられたが、75対82で辛くも勝利を掴むと、しっかりと修正した翌日の試合は、序盤に8点のリードを許すも、そこからベルテックスらしいディフェンスとオフェンスが機能。12人の選手全員がコートに立ち、最後までアグレッシブに戦った静岡が59対81でアウェー2連勝を飾った。
12月10日(土)から湘南ユナイテッドBCをホーム静岡中央体育館に迎えての2連戦は、91対64、102対53と圧勝した。湘南は首位を走る鹿児島にも勝利しているオフェンス力の高いチーム。相手の得点源をしっかり抑え、ミスも少なくオフェンスが機能した試合結果にファクンドHCは「チームとして自信をつけたゲーム。今後の結果に大いに意味のある勝利」と位置付けた。第2戦で3P4本を含む14得点と活躍した#12福田は「チームの起爆剤として、コートに立ったらシュートを決めて流れを変えるのが仕事」とシューターとして頼もしいコメントを残した。地元ファンが熱狂し、ベルテックスの強さを確信する2日間だった。
翌週の豊田スコーピオンズ戦もアウェーで2連勝を飾り6連勝の静岡は、第11節を終え19勝3敗、首位の鹿児島との差は僅か1ゲームの単独2位だ。1月21日(土)、22日(日)には、静岡県武道館で鹿児島との直接対決が行われる。連勝すれば単独首位、連敗すれば優勝が遠のく、本当の意味で真価が問われる一大決戦だ。これまで一度も連敗のない静岡。ホームで負けるわけにはいかない。地元ブースターも力の見せ所。ぜひ会場に足を運んで熱い声援を送ろう。
ホームの前座試合として静岡の中学生によるエキシビジョンゲーム。
10日の湘南戦の前に清水七中vs清水八中のエキシビジョンゲームが行われた。今回も会場DJによる実況アナウンス付き。自分の名前が呼ばれた選手たちは大喜び、会場も大いに盛り上がっていた。勝利した清水八中キャプテン石上小遥さんは「楽しかった。七中はいいライバル。今回は勝てて良かった。最高でした」。清水七中キャプテン浅野笑さんも「こういういい環境や会場で試合することはあまり無いので貴重な経験」と笑顔で語ってくれた。試合後は両チームとも観客席からベルテックス静岡を応援、勝利への後押しをしてくれた。
この試みはベルテックスのオフィシャルグッズを扱うms-shizuoka大平店長の「子供たちにプロの環境で試合をしてもらいたい」という強い思いから実現した。今後も強い弱いは関係なく、幅広くいろいろなチームに参加してもらうとの事。 次はどこのチームが登場するのか?ベルテックス静岡の試合と合わせて、もうひとつ観戦の楽しみが増えた。
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