目指せ、B3優勝、B2昇格!シーズン開幕直前、プレシーズンゲームは絶好調。開幕戦に向けて、マークイズ静岡で壮行会が行われた。

ベルテックス静岡TIP OFF !
目指せ、B3優勝、B2昇格!

昨シーズンはB2昇格まであと一歩だったベルテックス静岡。ファクンド・ミュラーHC体制3年目となる今シーズン、新たに5人の強力メンバーを迎えた新体制でB3優勝、B2昇格を目指す。今回、シーズン開幕直前、ベルテックス静岡のさまざまな動きを追ってみた。

プレシーズンゲームは絶好調。2戦連続で勝利、開幕へ弾み!

2022年9月17日(土)、湘南ユナイテッドBCを迎え、静岡県武道館において開幕直前、最後のプレシーズンゲームが行われた。今回は静岡県武道館開館20周年記念イベント『サンクスDAY』の一環として、多くの人に試合を楽しんでもらいたいという思いから、全席無料で開催された。

試合は開始早々、先制点から3連続ポイントを奪われ、0対6と厳しい立ち上がりとなった。なかなかペースを掴めないベルテックス静岡。しかし加納選手の3Pを皮切りに、リズムに乗り始める。最後も吉田選手が見事に3Pを決め、8点リードの19対11で第一Qを制した。

第2Qに入り小さなミスが続き、湘南の激しいディフェンスもあって、なかなかリズムに乗り切れない。それでも慌てずに、良い緊張感を保ちつつ、徐々に地力を発揮。山田選手、アレクシス選手、岡田選手が得点を重ね、さらに加納選手がまたも3Pを決めるなど、良い流れで16点リード、34対18で前半戦を終えた。

第3Q、アレクシス選手とケニー選手が、焦りを見せる湘南からファウルを誘いフリースローを連発、徐々に点差を広げていく。そして終盤、ついに大石選手が登場。その瞬間、会場が湧き、空気が変わったことが感じられた。その期待に応えるように早々に3Pを決めると、さらにチームは勢いを増していった。終わってみれば第3Qは62対33と29点の大量リードで第4Qへ。

第4Qは開始早々、村越選手が3P。さらに、ここからタバリオ選手が大車輪の活躍を見せる。3連続得点を上げると、勢いそのままに一気に相手を押し込む。反撃を許さず得点を積み重ね、77対42で試合終了。開幕に向けて大きな弾みとなった。

試合後ミュラーHCは「プレシーズンゲームでは、いまできることを色々試してきた。この成果は10月1日の開幕でお見せできるでしょう。また会場でお待ちしています。」と自信を見せた。キャプテンの岡田選手も「今日は熱い応援ありがとうございます。まだ課題はあるけど、今シーズンのチームの良いところは見てもらえたと思います。リーグでの活躍を期待していてください!」とファンへの感謝と意気込みを力強く語ってくれた。

このゲームの前、9月11日(日)にはプレシーズンゲームとしてB1の三遠ネオフェニックスと対戦しており、1度も逆転を許すことなく、なんと71対81で見事に勝利している。シーズン前でもあり相手も調整中とはいえ、B1クラブに対し、アウェーで勝利したことは、ベルテックス静岡にとって大きな意味を持つ。今シーズンはますます楽しみ、もう一戦も目が離せない!

開幕戦に向けて始動。壮行会がマークイズ静岡で。

2022年9月19日(月)にマークイズ静岡で「ベルテックス静岡 2022-23シーズン開幕壮行会」が開催された。当日はユニフォームやネームタオル等、オリジナルグッズを身に付けた200人以上のファンが集まり、ファクンド・ミュラーHCはじめ選手たちも全員登場。ひとりひとりが公約というスタイルで会場のファンたちと交流を深めつつ大盛況、開幕に向けてファンと一体となって士気を高めることができた。

今シーズンは新たに5人の選手が参加。キャプテンは岡田雄三選手、バイスキャプテンは加納誠也選手、オフコートキャプテンは大石慎之介選手が努める。「ALL IN! すべてを、出しきれ。」をスローガンにベルテックス静岡はB3優勝、B2昇格に向けて動き出した。

今シーズン6人目の新加入選手が登場、入団式が執り行われた。

長期治療中のお子さんがスポーツチームの一員として入団し、1シーズンを通してチーム活動に参加するTEAMMATES事業。特定非営利活動法人Being ALIVE Japanの協力のもと、ベルテックス静岡の選手として小西亮太朗くんの入団が決定した。対湘南戦の試合終了後、静岡県武道館で選手たちとともに入団式が行われ、小西くんは「プロ選手からテクニックを学び、声を出して頑張りたい」と抱負を語った。

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