【夢追人】「わたしは跳べる!」 自分を信じて全国12位。

静岡雙葉中学校 陸上部
橋本 詩音(はしもと しおん)選手

昨年10月の「全国中学生陸上競技大会2020」にて、当時2年生ながら全国12位の好成績をおさめた走り幅跳びの選手がいる。静岡雙葉中学3年の橋本詩音さんだ。陸上との出合いは小学4年生の冬。双子の妹・佳音さんが「陸上をやってみたい」と始めた教室に一緒に通い、最初の1年半は800m走が中心だった。「周りの子は記録が伸びるのに自分は全然。陸上が面白いと思わなかった」と詩音さん。他の競技も試したがどれも上手くいかない。自分より後から高跳びを始めた妹が東海大会へ進み、「だったら真逆をやろう」と6年生後半に挑戦した走り幅跳びが「結構楽しい。自分に合ってるかも」と感じた。中学で陸上を続けるか迷ったが、顧問の高橋先生が幅跳び経験者だったことで入部を決心。本当のスタートラインに立った。

目標は5m80越え&全中優勝。将来は日本選手権で活躍を。

入学時の記録は4m25。「お尻をつかない着地をしていて、すぐ伸びると思いました」と高橋先生。走り方から着地、練習の意味まで丁寧に教わり、記録はグングン伸びた。1年生の中部新人戦では、2年生をおさえて自身初の優勝。「自分でもビックリ。先生のお陰です」。しかし、中部で好成績でも、県大会では全てファウルという結果が続く。コロナ禍の休校中は、賤機中に通う佳音さんと自主練に励んだ。そして中2秋の中部新人戦。「全国中学生陸上競技大会2020」の標準記録を破る最後のチャンス。高橋先生からの「跳ぶ前に『私は跳べる』を10回言ってから跳びなさい」を実行すると、5m50を跳んで標準記録を突破。プレッシャーを克服し全国大会出場を決め、全国でも結果を出した。200m走は5月時点で県8位の実力だ。助走のスピードを磨き、改善の余地が残る着地形を整えれば、まだまだ伸びシロがある。「目標は5m80を跳んで全中優勝。将来は日本選手権で活躍できる選手になりたい」と詩音さん。今は、練習した分だけ結果がついてくる陸上が面白くてたまらない。


 

 

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