【中体連2021】剣道
負けない東海大翔洋中。男女揃って団体戦優勝。
6月27日(日)、北部体育館にて行われた男女剣道団体戦。女子7校、男子5校の県大会進出枠を懸けた熱き勝負が繰り広げられた。
王者翔洋の座は揺るがず。女子は一本も与えない完勝。
女子は21校が6つの予選リーグを戦い、1位で抜けた6校が県大会進出を決めた。決勝トーナメントを順当に勝ち上がった翔洋に決勝で対したのは、安東、南との接戦を勝ち抜いた清水六。一本でも奪おうと挑んだ清水六は、技、スピード、気迫に勝る翔洋から一つ引分けに持ち込むも王者には及ばず。予選から決勝まで相手に一本も与えず優勝した翔洋の齋藤主将は「これまでの練習の成果を出すことを目標に、思い切った剣道ができた。県大会で優勝して全国で活躍したい」と完全優勝を喜んだ。県大会への残り1枠を懸けた2位トーナメントでは、予選で南に勝ち点で並びながら勝者数で2位だった長田西が意地を見せ、県大会進出を決めた。
男子は参加25校。予選を1位通過しなければ県大会に進めない。昨年夏準優勝の清水小島は観山に敗退し、予選で姿を消した。8校による決勝トーナメントの初戦を勝った4校が県大会進出を決め、決勝は新人戦同様、翔洋と東の顔合わせに。先鋒の翔洋松原君が小手の一本勝ちで始まった試合は、続く4人が全て引分け。負けない剣道を貫く翔洋が最初の一本を守り切り優勝を決めた。「万全とは言えないが、優勝という結果を残せて良かった」と翔洋の大石主将。前回の5‒0から1‒0と健闘した東中の北村主将は「中学から始めた子もいる中で頑張った」と仲間の努力を讃えた。残り1枠をかけた5位決定戦は、南が附属中に勝利し、男女共に県に進む大躍進。勝ち残った中学剣士たちの熱い夏はまだまだ続く。
男子団体
●大会結果 <男子団体戦> 優 勝 東海大翔洋中 準優勝 静岡東中 第3位 服織中 第4位 清水二中 第5位 静岡南中
女子団体
●大会結果 <女子団体戦> 優 勝 東海大翔洋中 準優勝 清水六中 第3位 清水七中 第4位 静岡南中 第5位 豊田中 第6位 安東中 第7位 長田西中
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