【中体連2021】バスケットボール男子
男子は静岡大成、女子は常葉大常葉が共に雪辱V
男子37校、女子41校が参加し、令和3年6月12日から予選リーグが始まり、勝ち抜いたそれぞれ16校が決勝トーナメントへ進んだ。7月3日(土)男子は南部体育館で、女子は清水総合体育館で、大会の優勝と県大会への出場権をかけて争われた。決勝、準決勝および一部の順位決定戦の模様をギャラリーで公開。
悔しさを糧に励んだ大成が堅い守備と速いパスで圧倒。
男子会場は南部体育館。県大会出場校を決める5、6位決定戦は、安倍川が服織に62-55で勝利、静岡学園が城内を71-51で下した。ベスト4は春の会長杯と同じ顔ぶれ。会長杯県準優勝の城内対東海大翔洋の準決勝は、エース海野君を怪我で欠き序盤ミスの目立った城内だが、第2Qから落ち着いた試合運びで徐々に点差を広げる。後半は城内の堅い守り前に翔洋得意の3Pが決まらず、城内が75-61で勝利。大成対庵原は、堅い守りと安定したパスワークの大成が庵原を圧倒。ゴール下から確実にシュートを決める大成が、前半で63-14と大量リードを奪い、95-38で庵原を下した。3位決定戦の庵原対翔洋は、準決勝の悔しさを晴らすような点の取り合いを、翔洋が71-70で制した。
決勝の城南対大成は、序盤から激しくリバウンドを取り合う、両者集中した攻防が続いた。第2Qに入ると大成が堅い守りから流れを作り、点差を広げていく。速いパス回しから確実に点を重ねる大成に対し、エース不在で決定力を欠く城南。第3Q終盤に反撃に転ずるも、最後にブザービートで3Pを決めた大成が55-36とリード。その後も点差は縮まらず、73-54で勝利した大成が優勝し、会長杯のリベンジを果たした。「前回城南さんに負けた悔しさを糧に、練習を頑張りました。県大会で勝って東海を目指します」と大成キャプテンの菊池君。城南得意のリバウンドと早いプレスを克服しての勝利だった。県大会には間に合うという海野君。浜松開誠館を倒して、両雄の頂上決戦を県大会で見せてくれ。
男子決勝戦
|73|静岡大成 vs 城南静岡|54|
男子準決勝第一試合
|75|城南静岡 vs 東海大翔洋|61|
男子準決勝第二試合
|95|静岡大成 vs 庵原|38|
●大会結果(男子) 優 勝 静岡大成中 準優勝 城南静岡中 第3位 東海大翔洋中 第4位 庵原中 第5位 静岡学園中 第6位 安倍川中
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