第42回静岡県協会長杯争奪選手権大会〜女子

第42回 静岡県協会長杯争奪選手権大会 U-15カテゴリー中部地区予選

5月8日(土)、男子は南部体育館、女子は長田体育館にて、男女各ベスト4による順位決定戦が行われた。男女全て静岡市勢の8チームが中体連を見据えた真剣勝負を繰り広げた。

最後までもつれた決勝戦。静岡大成が強豪常葉を下す。

 女子の4校は常に上位に顔を出す常葉、翔洋、清水南と、準々決勝で優勝候補の清水七を下した大成。清水七は主力のケガが響き、県大会を逃した。準決勝の清水南対常葉は、序盤から互角の戦い。前半17-18の常葉リードで折り返すと、後半から徐々に常葉が安定した球際の強さを発揮し、40-47で勝利した。翔洋対大成は、終始大成が優位に進めた。連携がとれた攻撃と堅実な守備、リバウンドも逃さずカウンターで徐々に点差を広げ、37-51で大成が勝利し決勝に駒を進めた。

女子決勝
|59|静岡大成 vs 常葉|57|

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女子3位決定戦
|64|東海大翔洋 vs 清水南|62|

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 決勝は、序盤から常葉が積極的に攻めるが大成の堅いディフェンスを崩せない。逆に大成は常葉のミスを逃さずカウンターを決め14-10とリード。第2Qに入ると常葉の好守が安定し、29-28まで差を縮め前半を終了した。第3Qにはついに常葉が43-44と逆転。勝負は第4Qにもつれ込んだ。お互い連戦の疲れもある中、必死の攻防が続く。残り6秒で57-57の同点。最後は落ち着いてシュートを決めた大成が、57-59と常葉を振り切り会長杯優勝を決めた。大成の吉永監督は「一試合毎しっかり勝ち上がっていこうと頑張ってきた。最後は疲れもピークの中、勝ちたい気持ちの強さで勝てたと思う」と選手の頑張りを讃えた。山下キャプテンは「最後はみんなで力を合わせて勝つことができた。中体連では最低でも県ベスト4を目指したい」と夏を見据えた。3位決定戦は序盤リードした翔洋が、清水南とのシーソーゲームを64-62で制した。夏本番に向け力を高めてきた4チームと清水七の復活。中体連の戦いが楽しみだ。

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