【速報】第35回静岡県U-14新人サッカー大会
2019年12月21日(土)「第35回静岡県U-14新人サッカー大会」の決勝・準決勝がIAIスタジアム日本平で行われた。
県大会優勝は中部地区1位の常葉大学附属橘中学校、準優勝は中東部地区1位の東海大学付属静岡翔洋高等学校・中等部となり、静岡市の2強が県を制した。
準決勝第一試合
|3|常葉橘 vs 大里|0|
唯一、公立校でベスト4まで勝ち進んだ中部地区3位の大里は、中部地区優勝の常葉橘に食い下がるも試合開始直後から圧倒され、終始、常葉橘が押し気味の展開。大里も何度かチャンスを作り出すが得点には結びつかず、3-0で試合終了。
準決勝第二試合
|1|東海大翔洋 vs 浜松開誠館|0|
中東部地区1位の東海大翔洋に挑むのは、中西部地区1位の藤枝を下し、ベスト4に進んで来た西部地区1位の浜松開誠館。開始早々8分に翔洋が先制ゴールで1点をあげる。その後、試合はほぼ互角ながら翔洋が主導権を握りつつ展開。開誠館も何度か翔洋のゴールを脅かすものの決め手を欠き、攻守に渡り安定していた翔洋が1-0で逃げ切った。
決勝
|1|常葉橘 vs 東海大翔洋|0|
(延長戦)
決勝戦は中部地区1位常葉橘と中東部地区1位東海大翔洋の静岡市勢対決となった。前半から試合は一進一退、やや翔洋が押し気味でチャンスを作るが、常葉橘の粘り強い守りで得点には繋がらない。両チームともキーパーが頑張りを見せ、ファインセーブを連発してチームを勇気づける。後半に入ってもダレることなく緊迫した試合は続き、結局引き分けのまま延長戦に突入。延長2分、常葉橘のFW久高君がゴール左前に持ち込み、キーパーをうまく引きつけて右隅にゴール。ついに硬かった翔洋のゴールをこじ開けた。さらに延長後半にも常葉橘がチャンスを作るが得点には至らず、そのまま1-0で試合終了となった。新人戦とはいえ、両チームともまとまりは素晴らしく、決勝戦らしい好ゲームとなった。