静岡市立 南中学校 女子ソフトテニス部
県新人戦準優勝!
憧れの先輩を超えてさらなる高みを目指す。
昨秋の中部新人戦で5連覇達成、県制覇まであと一歩だった南中女子ソフトテニス部。その強さの裏には、歴代の先輩たちから受け継いだバトンを落さないという団体戦への強い思いがあった。
合言葉は「全国優勝!」歴史と共に進化した目標。
南中女子ソフトテニス部には10年以上続く合言葉がある。「練習は厳しく」「試合は楽しく」「最後まで諦めず全力を尽くす」「いつも挨拶がんばろう」、「目指せ」の後に「全国優勝」。練習の後、必ず全員で唱和する。最後の一声は、先輩を超えようと進化してきた。最初は県大会出場だったという。「強い先輩の姿を見てるいので新チームになっても練習のレベルは落しません」と顧問の松村先生。鈴木部長は「新人戦決勝は悔しい思いをした。憧れの前部長の様にチームを引っ張り、中体連では優勝を」と力を込める。
「チーム大人」が見守る中、全員テニスで団体戦勝利を!
20年に渡りチームを指導する長島さんら外部コーチの存在も大きい。技術面だけでなく精神面も教え、選手たちからの信頼も厚い。「これがテニスの醍醐味」と前後衛2人で点を取る雁行陣を磨く。2年生5人、1年生9人、誰かを特別に強化することはせず、部員全員が同じメニューをこなす。団体戦にこだわり、全員で勝ちにいくテニスがモットーだ。「保護者の協力も力強く、チーム南中をチーム大人が育てています」と松村先生。「一生できるスポーツ。全員がテニスを好きになってほしい」と願う。