【読者投稿コラム】娘がバレー部に入部してからはや2年半。

そろそろ全国中学生大会も終わり、中体連2019の熱い夏も終わろうとしています。すでに新人戦を目指して新しいチームが活動を始めた学校もあることでしょう。中学生の部活は3年間。3年というのは長いようでいて、あっという間に過ぎてしまう時間。そしてそれは親御さんにとっても同じ。さらに「そのチーム」はたった1年間しか存在できない一瞬のチーム。強いとか、弱いとか関係なくて、たった1年間しか存在しないチームが一丸となり、力を合わせて目標に向かって頑張っていく。同じメンバーで共に戦うことは二度とないからこそ、ひときわ思いも強くなり、輝きも素晴らしいのでしょう。今回はそんな親御さんから、編集部に届いたメールと写真をご紹介させていただきます(編集部)

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娘が末広中学女子バレー部に入部してからはや2年半、、、
16人のほぼ未経験者から始めた女バレ、二回戦への切符を勝ち取りました。

顧問の岡田先生は県選抜の監督をされている熱い先生。素直で笑顔の絶えない、明るいみんなだから、ここまで頑張ってこれました。でも、ここに来るまでの道のりは、簡単ではありませんでした。

先生への反抗、上手くできない自分への怒り、体が付いていけない焦り、そして、、、コートに立てない悔しさ。16人もいれば、コートに立てない、ユニフォームすらもらえない選手が常にいます。

でも、一度だって不満を、少なくとも私は聞いたことがありません。それぞれに抱える想いは沢山あったことでしょう、、、。それでも、ひたむきに、コートに立つ仲間を応援する姿、フォローする姿しか見たことがありません。そんなみんなだからこそ、最後まで笑っていて欲しいと心から思いました。


静岡市の大会も、夢の中央体育館まで駒をすすめましたが、一回戦敗退。しかし、まわりはシード校が軒を連ねる中、ベスト8は本当に立派でした。最後まで、仲間と楽しんでバレーを出来たかと思います。

二年前は、誰もが、サーブがコートに入るか?入った!やった!、、、というような状況だったとは思えないほどに成長してくれました。岡田先生の、大変厳しくも、愛のあるご指導があってこそだと、感謝しています。

中央体育館での岡田先生の、今まで見たこともない、「楽しくて仕方がない!」というような穏やかな表情に、私達父兄も熱くなるものがありました。

入部当初、友達と一緒だから、なんとなく楽しそうだったから、他に入るものがないから、、、と様々な理由で入部した子供たち。この中体連で、本当の意味での勝つ喜び、負けた悔しさ、を味わい、バレーを続けるか悩む子もちらほら。沢山の成長を与えてくれた女子バレー部に、感謝です。

<文と写真>末広中女子バレー部父母 久保様

竜爪 vs 末広【中体連2019】バレーボール女子 敗者復活戦2

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